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三十一文字のラブレターきみへ(佐久間大介さん誕歌2023備忘録）

偏頭痛

佐久間大介さん、31歳のお誕生日おめでとうございます！

ご無沙汰しております。偏頭痛です。

普段はTwitter（と頑なに呼び続けたい）で短歌を詠んだり、叫んだり暴れたり140字ギチギチのツイートをしたりしています。

3年程前からジャニーズ事務所所属グループのSnow Manを応援しており、タイトルの通り佐久間担です。

遅くなってしまいましたが、今年も7月5日の佐久間さんのお誕生日に寄せて誕歌（※）を詠みましたので、詠んだ時の気持ちやこの一年考えていたことを綴ってみようと思います。

※お誕生日に寄せた短歌、の意の造語です。勝手にこう呼んでいますが、アイドル短歌詠みの方はよく使われている印象があります。

長文ですが、最後までお付き合いいただけますと幸いです!(^^)!←サイリウム持ったさくまさんみたいでかわいいですね。（はい）

昨年の記事はこちらです↓

今年の誕歌について

まず、佐久間大介さん誕歌2023を詠んだ経緯から。
Snow Manはメンバーが9人おり、2023年は年始から誕生日順に誕歌を3首詠んでいます。

佐久間さんのお誕生日も、同様に3首詠んでもよかったのですが、お誕生日の三日前に「31歳になるってことは三十一文字（短歌の基本字数）と同じ数だな」と気付いてしまって…。

三十一文字と同じってことは、1首分の各文字につき1首詠めば、31首詠めるな…。（7月2日深夜）

頑張ればあと二日で31首詠めるかもな…。（7月3日早朝）

詠みました。（7月4日23：55）

いや～～～～～～～～間に合ってよかった！（ほんとにね）
3日、4日は全然仕事だったので、往復の通勤時間、ご飯中、お風呂、ドライヤー中、ずっと誕歌及び佐久間大介さんのことを考えていました。脳味噌千切れるかと思った。でも幸せでした（そっか）

ようやく本題です

では、31首を順に振り返ってみようと思います。

(目次入れたらとんでもない長さになったのでやめます。ただでさえ長いのに読みづらくて申し訳ない)

あ：貴方からもらってばかりいる愛を今日は三十一文字で贈るね

この歌を基準にして、31文字につき1首ずつ詠みました。いわゆる「今回の誕歌」のことを詠んだ短歌です。

三十一文字は「みそひともじ」と読み、短歌のことを指します。

誕歌に限らず、アイドルの誕生日を祝うことは、家族や友人の誕生日を祝うこととは違い（基本的には）相手に届かないことが前提だと思っています。
佐久間さんが、いつも惜しみなく彼の沢山のファンにくれる愛を、ファンの1人として勝手に受け取って、「もらってばかりなので今日くらいは勝手にお返しさせてくださいね」という気持ちを詠んでいます。

ちなみに、「あなたからもらってばかりいる～」を一文字目に31首詠むことを全く考慮しておらず、促音も濁音もありまくりのため、この後おおいに苦しみます。

な：なんだってできる気がする　大抵はなんとかなると君が言うから

Snow Manの最新アルバム『i DO ME』通常版のボーナストラックとして収録されている『Nine Snow Flash』の終盤、「なんとかなるっしょ！」というフレーズがあります。
佐久間さんの歌割りではないのですが、初めて聞いた時なんとなく脳裏に彼の顔が浮かんで、すごく励まされた、ということを詠んでいます。

アイドルが歌う、根拠のない（といったら語弊がありますが、難しい理屈とは別のところにある）でっかい愛とか希望とか未来が大好きなので、このフレーズもすごく印象に残っていました。

た：大切をコレクションしたアルバムのとっておきさえ教えてくれる

これは、昨年のお誕生日に寄せた誕歌のセルフオマージュです。

4 好きなもの教えて　きっと好きになる　大切なものはしまっておいてね

佐久間さんがパーソナリティを務めるラジオ番組『Snow Man佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』の短歌です。

https://www.joqr.co.jp/qr/program/matemuri/

毎週1時間も楽しそうなお話が聞けてほんとに嬉しい！楽しい！大好き！！！！！！！

ラジオに限らず、好きなものをいつも惜しみなく教えてくれる佐久間さんですが、大切な気持ちや思い出はオタクなんかに話さなくていいから大事にしまっておいてね、というエゴです。

あなたが見せたいものを見たいし、教えたいことを知りたい。

明日もいい日になりますように！(佐久間大介さん誕歌2022備忘録)

1年経って、やっぱり佐久間さんは、ことポジティブなもの（好きな物やおすすめのもの）については喜んで我々オタクに教えてくれるな、と。
本当に大切な想いや自分の核にかかわる作品についてのお話はしまっておいてほしい、という気持ちは今も変わらずありますが、大切に切り抜いて、丁寧にアルバムにしまってあるとっておきを、それでも私たちに共有したいと思ってくれるのであれば、大切に受け取りたいなと今は思っています。

か：神様も完敗したのでしょう　胸に愛そのものの目印ひとつ

佐久間さんの胸元にあるハートぼくろが大好きで…。

「ほくろは前世で愛する人にキスされた印」はよく見る説ですが、そうだとしたらこんな丁寧に描いたような完璧な印はキスどころではなく、前世でも現世でも(絶対に来世でも)沢山の人に愛される命として、神様が特別な目印を付けたのでしょう。きっと。という短歌です。

オタクには時に正気ではいられないときがあります。

ら：雷鳴に応えて叫ぶ　一瞬と隣り合わせの一生分で

最新アルバム『i DO ME』収録曲の『8月の青』の短歌です。
これほんとに超～～～～～～～～良いので皆さんどうか聴いてください。

佐久間さんの「…雷鳴！」（歌詞ママ。「...」も「！」もやばい）が、このアルバムの全ソロパートの中で一番好きです。初めて聞いた時泣いた。
ほんの一瞬のフレーズに青春の焦燥感や切なさ、激しさ、苛立ち、それらと両立する未来への希望が全部詰まっていて、天才だと思いました。
憶測ですが今までの声優業で培った経験が生きているような気がして、それもたまらなくて...。

いつかスタジアムで、青空をバックに歌うところが見たいです。

も：もう春は過ぎて夏の匂いがして君が生まれた日は眩しいね

この短歌は二つの意味を込めています。
ひとつは、春が完全に過ぎ、七月に入り本格的に夏が来るのを待ち構えるような眩い情景です。
佐久間さん、定番ヘアスタイルがピンクヘアだったり、彼のパフォーマンスがどこか儚さをはらんでいたりと、春や桜との親和性が高い（と思っている）のですが、お誕生日は初夏なんですよね。

もうひとつは、「オタクにとって自担の誕生日は祝日」ということです（情緒は？）
7月5日って一般的には祝日でも何かの記念日でもない、今年に限ってはただの平日だったわけですが、私にとっては未来永劫祝日で…。なんなら前後一週間くらいずっと世界が眩しくて...。

オタクには時に(ry

ら：ライフイズビューティフルです人生に貴方が現れてからずっと

上記のように佐久間さんのことを好きになってから、それまでもそこそこ楽しかった人生がより一層輝きを増し、小鳥は歌い、花は咲き乱れ、お友達も趣味も増えて楽しいです。本当にありがとうございます。

つ：「つめのいろ、かわいいですね」「ありがとう　いちばん好きなピンクなんです」

これも、過去に詠んだ短歌のセルフオマージュで、J31GateさんのWeb歌集企画「色」の回に投稿したものがもとになっています（この短歌、好きだと言っていただけることが多くて嬉しいです）。
比べると、私自身の内面が前向きになったことを感じます。

つめのいろ、かわいいですねとほめられる　きみのつもりでそうでしょという

WEB歌集　J31Gate　第20回「色」　142

て：手の届く限り全部を抱きしめてこんなんじゃまだ足りないなんて

佐久間さんに限らずSnow Man全員に常々思っていることですが、その時に持てる力の最大限を尽くして最高のものを見せてくれるのに、完走後即反省点を洗い出して次へのスタートダッシュを切っており…。

その貪欲さ、現状に満足せず、より良いものを追求するところ、時には様々な理由でライブやイベントに行くことができなかった人に心を配るところ、本当に尊敬しています。
（そんなに優しくなくていいよ、とちょっと思ったりもするけど）

ば：バースデーケーキを等しく切り分けて君の代わりにいちごを食べる

アイドルに限らず、「推しを応援することは自分を大切にすることに繋がる」という自論です。

今年は桃のホールケーキを購入したのですが、家族分切り分けて、（我が家では）本来お誕生日の人が食べるプレートや苺は私が代わりにいただきました！

か：カーテンを開けて積もっている朝の高鳴り　次で四度目の冬

３つ目のセルフオマージュです。
この歌のもとになった短歌はJ31Gateさんの「雪」の回に投稿したものです。

結句「きみはアイドル」で詠んでくださっている方たくさんいらっしゃって嬉しいです！
（元ネタ面しておりますが、私が先に詠んでました！という方いらっしゃいましたらすみません…といつも思っています）

カーテンを開けて積もっている朝の高鳴りみたいできみはアイドル

WEB歌集　J31Gate　第23回「雪」　024

り：流星群の中でたったひとりだけ私に向かって降ってきた星

Snow Manは9人グループで、さらに言うとジャニーズ事務所には沢山のアイドルが所属しており、もっと言うとジャニーズ以外にも沢山のアイドルが存在するありがたい時代に生まれ、ミーハーなので結構いろいろ見たりライブに行ったりするのですが、それでも度々「私は佐久間担」と思います。

これは決して、他の方と比べて佐久間さんが優れている、他の方が劣っていると言いたいわけではなく、どのアイドルも一人残らず輝く星で、素敵で、自分だけの魅力を持っていて、ただ私が好きになったのは、他の誰でもなく佐久間さんだったというだけなんですね…。伝わっておりますでしょうか。

個人・グループにかかわらず「推し／自担が推し／自担になったきっかけ」を聞くの大好きなので、もしこのnoteを読んでくださって教えてもいいよ、という方がいらっしゃいましたら、マシュマロか何かで是非教えてください！

い：いいことがありますように　やさしさを絶やさずにいてくれる貴方に

「手の届く～」でも触れましたが、私の好きなアイドルは本当～に優しくて…。
佐久間さんのやさしさは、ファンに直接向けられたものとして感じることもあるし、メンバーやお友達や先輩後輩アイドルを通じて教えていただけることもあるのですが、私が初めて「この人優しすぎじゃない！？」と驚いたのはこの動画です。

Snow Manはかなりの頻度で人狼ゲームをやっていて（Youtubeだけでも関連含め7本あった）、詳細は避けますが佐久間さんはサムネの通り割と不憫な目にあいます。

佐久間さんのことを好きになってまだ日が浅い頃にこの動画を見て、いい大人だし、ゲームだし、お仕事、とはいえ多少不機嫌になってもいいレベルの不憫さなのに、そんな様子が全くないどころかずっと面白いし、場を盛り上げていて「周囲の人が楽しいかどうかをずっと優先しているのでは…優しすぎる…」と増々好きになってしまいました。

そして、そんな彼の優しさに気付いて心を配ってくれる人が周囲に沢山いることを嬉しく思っています。Snow Manいつもありがとう。お友達の声優さんたち、宮田くん（と佐久間さんが呼ぶのでそう呼んでしまっています）をはじめとする皆様、本当にありがとう。(誰？)

（完全に余談ですが、最近同じロジックで好きになりかけているアイドルがいます。ここからでも入れる保険をご存じの方、いらっしゃいましたら早急にご連絡ください。）

る：瑠璃色の宝石に溶けたきらめきのきらきらひかり瞬いてゆく

佐久間さんの「目」について詠んだ短歌です。
瞳がこぼれそうに大きくて、光をめいっぱい取り込んでキラキラしていて魅力的だなと思います。
特にラヴィットで美味しいものを食べた時の顔がかわいいと思う。（急にIQ３のコメント）

あ：アイドルを辞書で引いたらページから飛び出てファンサくれそうな人

アイドル短歌を詠むにあたり、度々「アイドルとは何か」を考えるのですが、この時も考えていて。（あなたはアイドルではないのに？）（31首に苦しんでいたんでしょうね）
佐久間さんは難しい言葉で説明するより見せてやるよ！って言いそうだなと思って詠んだ短歌です。

「ファンサそのもの」ももちろんですが、ファンサを通して「佐久間さんの中にある確固たる『アイドル像』」を感じるとメロメロになってしまいます。

い：生きてたら大丈夫ってあんまりに真剣だから信じてしまう

全佐久間担の心臓に彫られているといっても過言ではない（過言だよ）デビューライブのMCについて詠んだ歌です。

「生きてれば」って確かにそうだけど、結果論だしちょっと乱暴で、大きく括った「生きる」の中にある暮らしのひとつひとつが辛かったりするんだよなと正直思います。

ただ、佐久間さんがあのとき、あんなにも真剣な顔で「生きてたら絶対会えるから」と話してくれたこと、（あの場では）顔も見えない、普段どんな生活をしているかもおそらく知ることのないファンに向けて言葉を紡いでくれたことについて、やるせない日があることも当然わかっていて、承知の上で理想論を語ってくれたような気がして、今日も信じたいと思っています。

を：思いつく限り連ねた「大好き」に宛名を書いて切手を貼って、

ファンレターの短歌です。去年のお誕生日に人生で初めて出したファンレターを、今年も書きました。
(一首目に何も考えず「を」とか入れてしまったので、ちょっとズルしてますね。)

去年、好きになってからの2年分の想いを書き尽くしていたので「今年は内容に悩んでしまうかも」と思ったのですが、いざ筆を執ってみれば（小さめではありましたが）レターセット4枚分、びっちり書いてしまいました。

きょ：今日はなにしてた？美味しいもの食べた？やわらかい夢の中で眠れた？

またも若干のズルです。「きょ」て。「今日」以外の始まりないよ。

さく日（ジャニーズの公式ブログサイト『Johnny's web』で更新されるSnow Manのグループブログ『すの日常』のうち、佐久間さんが更新しているもの）について詠んだ短歌です。

この短歌は、さく日から感じる「佐久間さん→ファン」視点と「ファン（私）→佐久間さん」視点の両方を詠んだつもりです。
日常や生活の端っこ（全部ではなく端っこ、重要）を見せてくれるさく日が大好きで、更新されるたびに彼の日常が少しでも穏やかなものでありますようにと願っています。

う：歌声の甘さにくるむ（僕以外必要ないよ）なんて激情

佐久間さんのパートについて詠んだ歌です。

特に、過去印象的だったものとして
・僕じゃない人は忘れちゃえば？（Big Bang Sweet)
・じゃあ僕ごとあげるよ（Hello Hello)
をよく挙げるのですが、なんていうか、両方激情じゃないですか？（オブラート）

特にこの二曲の佐久間さんの歌声、どちらかというとかわいらしい感じなのに、内容がちょっと面白くなるぐらい極論で愛重ためで、いまだに聞くたびに狂ってしまいます。

自担のお気に入りソロパートの話も無限に聞きたいので、心当たりのある方はご連絡お待ちしております。
Jr担の方の「先輩曲のカバーでここを歌われたのやばかった」情報もお待ちしております。

は：半鐘の音が痛くてあぁきっとそこで泣いているんでしょう君

これは、今年の春に上演された『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』で佐久間さんが演じられていた「お七」（パンフレットにはこのパートの演目名は記載されていなかったため仮称です）を詠んだ短歌です。

今後円盤が発売されることになった際に初めて観る方もいらっしゃるかもしれないので演目の詳細は伏せますが、佐久間さんの演じる女方が綺麗で優美でつま先までしなやかで、本当に大好きなので、2023年も見ることができてとても嬉しかったです。

み：見ないふりするって約束しますから見えないところで悲しまないで

順番通りに詠んだわけではないので、一つ前の短歌とこれが並んでいるのは偶然なのですが、「半鐘の～」はフィクション(演じた役についてのもの)、こちらは現実を生きる佐久間さんに向けて詠んだ短歌です。

「大切を～」でも触れたとおり、ポジティブな出来事はいつも惜しみなくシェアしてくれる佐久間さんですが、ネガティブなことは表に出すことが少ない気がします。

先日放送されたそれスノ（※）にて空中ブランコに挑戦した際に不安を吐露するシーンがあり、思わず
「そういうの全然見せて～～～～～～！！！！辛いやりたくない帰りたいとか全然言って～～～～～～～！！！！！！！！！」
になってしまいました。（そこまで言ってない）

※Snow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』の略称。TBSで毎週金曜20時～放送中です！

とはいえ、佐久間さんの周囲には、ネガティブな気持ちを共有できる人が沢山いるでしょうし、私は「佐久間さんの話したいこと、見せたいものを受け取る」を信条にするオタクなので、佐久間さんがそうしたいと望む限りはポジティブな発信を受け取ることができればと思っています。

そ：染めたのは桜　襟足、頬、小指　彼と一緒に踊りたかった？

セルフオマージュまだあります。
J31Gate「人」の回にて、『ひらりと桜』をテーマに詠んだ歌がもとになっています。

今回の歌は過去作をセルフオマージュしつつ、皮膚の薄いところがほんのりピンクに染まっているところと、冬のライブツアー中に金髪の襟足だけピンクにしていたスタイルがとても素敵だったので併せて詠みました。

桜にさらわれそうですが、腹筋バキバキなので大丈夫です。

人だった頃に踊りが好きだった桜がひらり　彼の手を取る

WEB歌集　J31Gate　第24回「人」　083

ひ：ピルエット　生まれた風に花々がそよぐ　貴方が春を呼んだの

これは31首全ての中でもかなりお気に入りです。
わたし、佐久間さんのピルエットが好きで好きで…。（そうなんだ）
「ひ」なのに半濁点つけるズルをしてまで詠みたいぐらい好きです。

下記、好きピルエット集になりますのでよろしければご覧ください。
※回りながら移動していたりと、正確にはピルエットではないものも含みます。
（というかほとんどそうかも）（概念と思ってください）（えっ）

KISSIN' MY LIPS（from「Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.」）
1:15あたり

タペストリー　
全員でくるっと回る箇所が何回かあります。

ミッドナイト･トレンディ　LIVE TOUR 2022 Labo. Ver.
2:15～　佐久間さんの美しいターンがあります（もはやピルエットじゃないんかい）

お付き合いいただきありがとうございました。

と：特別な魔法をあげる　ブイサイン空に掲げて笑ってみせて

有料コンテンツのため詳細は省くのですが、Johnny's web会員の方は『すの日常』の佐久間さんのブログを読んでいただければと思います。（おそらくどの回でも大丈夫）

文面なのに声が聞こえてくるようで、いつもすごく元気をもらっています。

昨年のお誕生日に寄せたこちら↓の一首も、実は同じものに触れて詠んでいます。

も：もう君はひとりじゃないよ靴下を脱いで裸足のままで駆け出す

佐久間さんは「幼少期すごく引っ込み思案だった」とよくお話されていて、その中でも特に印象に残っているのが「例えばその日の靴下の履き心地が気になって気持ちが落ち込んで、それをどうしたの？と尋ねられてももうまく答えられないし、わかってもらえないだろうと思ってずっと黙っているような子だった」というエピソードです。(ニュアンスです)

そんな幼少期から、ダンスという表現方法に出会ったり、ジャニーズに入って信頼できる仲間や尊敬する先輩ができたり、きっといろいろな経験を重ねて今の佐久間さんになったんだろうな、そんな今の佐久間さんのことを、佐久間さん自身がすごく好きだと思っていたらいいな、と思って詠んだ短歌です。

私も、佐久間さんに出会ってからの自分のことがとても好きです！

じ：重力は必要なくてステージは貴方のための宇宙に変わる

佐久間さんのアクロバットについて詠みたくて、彼がふわっと一回転する様子を何度も頭に思い浮かべて、ついに「ステージは貴方のための宇宙に変わる」を思いついた瞬間ガッツポーズしました。
（8000字超えたあたりからちょっとおかしくなっていますが自画自賛にお付き合いください）

佐久間さんはどちらかというと骨格がしっかりしているように見えるのですが、アクロバットの瞬間は数学の問題よろしく「体重も重力も無視してよい」になり、宇宙飛行士が宇宙ステーションで一回転してみせるような身軽さで回ります。

羽根が生えてるみたいだ。（Ⓒ神風怪盗ジャンヌ）

TGCのMake It Hotのスワン宙（のはず）は支える側の二人の様子も含めて好きで、何回も見ています。

で：でかい春　いつか必ず思い出す青くてちょっとしょっぱい季節

「で」が出てきたときに「でかい春」しかないな…と思いまして...。

一旦このnoteを閉じていただき、Twitterで「でかい春」「アイドル短歌」と検索していただくと、沢山の青春短歌を読むことができます。是非！

佐久間さんが過ごした「Jr期」を、どんな風に思っているのか想像して詠んだ歌です。

お：大人になるのが怖かったこどもへ　めっちゃ楽しいから大丈夫！

「もう君は〜」や「でかい春〜」と通づる短歌でもあり、私自身に向けた短歌でもあります。

繰り返しますが、今すごく楽しいです。
あと、私がジャニーズを好きになり短歌を読むようになる前から私のことを知ってくれている方たちからも、今回の誕歌を読んでこれに通づる言葉をもらったことがすごく嬉しかったです。

く：鯨にも花にもなれる人がいて私は海に野原になれる

これも割とお気に入りです。一首分するっと出てきました。
ライブ中のペンライトについて詠んだ歌です。

私はアイドルが好きですが、アイドルのファンのことも好きで、ライブ中は結構会場をぐるっと見回したりもします。

ペンライトの文化はジャニオタになって初めて触れたものだったのですが、大きい会場の後方席から見る海(ときに野原)は本当に圧巻で、なにより鯨や花になったようなアイドルたちがとても嬉しそうに見えて、大好きな景色の一つです。

る：類は友を呼びます　貴方の周りではいつも誰かが笑ってるから

佐久間さんはSnow Manを笑わせるのが好きとよく言っている印象があります。

私も、佐久間さんの何気ない一言で崩れ落ちるほど笑うSnow Manを見るのが大好きです。

だから佐久間さんにはいつも笑っていてほしいし、笑っている佐久間さんの周りには佐久間さんのことが大好きな人たちが沢山いてくれたら嬉しいなと思います。
欲を言うなら私もその輪の端っこにいたいです。

ね：ねこなのでひとのことばはわからないけどあいされてることわかるよ

ツナシャチ、いつも本当にありがとうね(滝涙)

佐久間さんが大変なお仕事を終えて家に帰った時に、出迎えてくれる2人がいるという事実がオタクを強くしてくれます。

ムーンさんもいつもありがとう、どこの誰かもわからないオタクに祈られても…と言われるかもしれませんが、ずっと元気でいてほしい。

動物たちと触れ合う時の佐久間さんは、向ける眼差しや触れる指先に愛がこもっているようで、言葉がなくても伝わるものがあるんだろうなと思います。

おわりに

ここまでお付き合いいただいた方、本当にありがとうございます…！！！！！！！！
(この時点で9,600字を超えています。備忘録だとしたら己の記憶力を信じてなさすぎ)

毎年誕歌を詠みおわった時に思うのですが、

来年どうしよ〜〜〜〜〜ん

とはいえ、私が好きなアイドルはいつも予想もしない驚きやワクワクをくれる方なので、きっと一年後には詠みたいことが溢れているはずです。

感想や要所要所で募集したエピソード、誤字脱字のご指摘など()いただけると嬉しいです。何卒！


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