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第二歌集「救命」が発売になります。

前作「前線」から1年が経過し、迎えたこの2月。
周りを見渡せば状況は変わらず、1年前に見た光景がそのまま再生されている。

そんな中、第二歌集の発売にこぎつけることができた。
秋の感染者が落ち着いている時期に、一首一首と向き合いながら紡いだ。
前作よりも多い約250首。

第4、5,6波が押し寄せた大阪の救命センターが相変わらずの舞台である。

気が付けば最後のドミノ寄りかかる先がないまま潰されている
                         「救命」より

最後のドミノはゴールではあるが、寄りかかる先がない。
そんな状態。いつも負担は特定の人々に偏っている。

重症病床も埋まってきた。
時期、軽症中等症の病床は逼迫し、自宅待機の患者があふれて、第5波を繰り返すか、重症ベッドを埋めて第4波を繰り返すかである。

ここからどうなるか、だれにもわからない。
過去を振り返ることも大切な今日である。
それができる短歌としての記録文学を意識した。

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