ChatGPT-4で対話内容を要約しQRコード化する方法
ChatGPT-4の便利なところは、こういうところだと思います。
この記事では、やりとりの要約をしてもらった後にQRコードに変換してもらう試みを行いました。その結果は非常に満足のいくものでした。
使えるシチュエーションは限られるかもしれませんが、例えば会議や講義の後に、ChatGPT-4を使ってまとめを作成し、それをQRコード化することで即座に共有できるというメリットがあります。また、共有に際して情報は、OpenAIのサーバに留まるため、セキュリティ面でも比較的安心です。
要約をQRコードに
ChatGPTとの雑談をまとめる
例えば以下のようになります。
プロンプトはGPT-4であれば「要約して」と「QRコードにして」で伝わります。
※後述しますが、QRコードの仕様上、日本語では1,800字程度しか扱えないため、1,000字程度で、と追記しても良いかもしれません。
以下が作成されたQRです。ちょっと大きいですが、これをQRリーダーで読むことで、要約された文章をコピーできます。
なお、iPhoneの標準カメラを使う場合、右下に表示されるQRコードのアイコンを押すことでコピー可能です。Androidは機種やOSバージョンによるので、標準カメラでうまくできない場合は、Playストアのランキングから無料のものを拾うと良いです。
さらに、要約された結果を一部マスキングすることも可能です。
QRコードに関しては、追加で急遽ネタバレになりそうな映画タイトルを「***ネタバレだからマスキングするよ***」に変えてもらいました。
生成してもらった後に、特定のタイトルを連携し、置換して再生成してください、で作りました。
会議の議事録をまとめる
議事録を貼り付けて、要約してもらう用途にも使えます。
会議の最後に「はい、これカメラで読んでおいて」って言えれば良いのですがね。
(会社や組織によっては、セキュリティ的な観点から難しいかも)
QRコードの仕様
以下の仕様があるため、要約する際には1,000字程度と指示したほうが良いかもしれません。
数字のみ:最大7,089文字
英数字:最大4,296文字
バイナリ(8ビット):最大2,953文字
漢字/かな:最大1,817文字
まとめ
これは非常に便利な機能だと思います。個人で使う場合には、Evernoteなどに貼り付けるだけで十分ですが、多くの人に即時共有したり、セキュリティの観点から他のサーバーにアップロードできない内容でも、こうして展開できるのは非常に有用です。
余談
一応軽く調査しましたが、QRコードをChatGPTに作成してもらうという内容の記事は見かけましたが、要約まで連続して行うものは見当たりませんでしたので、紹介は省略します。もし同じ内容の記事がありましたら、すみません。見つけ次第ここに追加します。
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