描かれざるシーンの再創造:ChatGPTを使った物語の補完
この記事では、マンガや小説の中で描かれなかったシーンをAI(ChatGPT)の力を借りて創造し、あり得たかもしれない場面を創造する試みを行います。
特に、場面転換中に登場人物たちが交わした可能性のある会話や出来事に焦点を当て、新たな視点を紡いでみます。
一応断っておきますが、ここで取り上げる作品は、それぞれの作者や権利者が権利を有しています。それを冒涜する意図は無く、あくまでファンの二次創作と言うことでご了承ください。
あり得たかもしれないシーンの再現
具体的な例として、以下の作品を例にします。(以下はAmazonアソシエイトリンクです)
レビュー記事はよろしければ、こちらも参照ください。(もともとここで思いつきました。)
今更ですが、上記作品の1巻中盤くらいのネタバレを微妙に含んでいるので、気にする人は以降この記事は読まないでください。
さて、具体的なシーンとしては、神サマのヨミが自分の行っていることを悩むシーンです。当然作中でも簡単な会話がなされていますが、描かれていない場所でも、何らかの会話がなされたことが想像できます。
そこでこのシーンを抜粋してChatGPTに連携してみます。
もっと厳密に指示しても良いですが、GPT-4なのでこんな感じでも良い感じの出力をしてくれます。
回答が以下です。
いやぁ、なかなか良い回答だと思います。個人的には結構響きました。
この手の悩みは、割と普遍的なもので、あまり明確な答えは無いものかなと思います。故に、ChatGPT的にも答えやすいかもしれません。答えが無いものほど、歴史的に人間に語られ、記録されていますから。
そしてここで回答された内容は、さらに転用することも出来るのでは無いかと思います。更に対話を深めても良いですし、一旦これをベースにオリジナルのシーンを作ってみても良いかも知れません。
余談
YouTubeに切り抜きがたくさん転がっていますが、岡田斗司夫さんの小説の作り方は結構参考になる人が多いのでは無いかと思います。
小説に限らず、書き出せないとか、モチベーションが、という場合には、自分の描きたいシーンだけ描いて、ストックしておくというのも良いと思います。
AI時代は断片的な、短編ともつかないものを大量生産することは結構容易になっていると思います。それを紡いでアイデアに落とし込むのも大事ですが、そもそもとしてストックが何も無い!という場合には、使える手法かもしれませんね。
おまけ(やりとりの抜粋と、見出し画像)
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