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退屈なことは全てAIにやらせよう

※本記事はAIを仕事やプライベートに応用する方法を伝えるものであって、AIの理論について伝えるものではありません
※筆者自身が使ったことないAIも含めて紹介していますので、そちらはご了承をお願いします
※一つの記事に全てまとめるとページが重くなってしまうので分割しました。続きは下のリンクから読んで下さい

退屈なことは全てAIにやらせよう②(インプット、リサーチ、ブレスト、分析、思考の整理)
退屈なことは全てAIにやらせよう③(アウトプット)
退屈なことは全てAIにやらせよう④(その他)

はじめ


はいどうも。前向きに生きようです。

最近AIが世間を賑わせていますね。知らない人もいると思うので、百聞は一見に如かずということで下の画像を見て下さい。実はこれ、AIで作られたものなんですよ。信じられますか?



他にも、

AIが脳画像からどのような景色を見ているか推測できるようになってしまったそうです。


AIでセキュリティが破られたそうです


なんと創薬もしてしまったそうです。


感情分析も出来てしまうそうです。



信じられない性能ですね。

AIとして世間で注目を集めてるものと言えばOpenAIが開発したあのChatGPTではないでしょうか。下はChatGPTでできることをまとめたものです。このツイートは2023/02/14の時のものなので、今はもっと多くのことができるようになっています。


巷での噂によると、実はあのChatGPTが2023/03/14に大幅な進化を遂げまして、なんと500倍の性能になったらしいです。
具体的には、AIの性能を測る指標としてパラメーター数というものがあるのですが、それを比較すると
・GPT3→1750億
・GPT4→100兆
という進化を遂げています。
GPTは「Generative Pre-trained Trensformer(ジェネレーティブ・プリ・トレーニド・トランスフォーマー)」の略です。 大量のテキストデータから言語学習を行い、人間にとても近い自然な文章を生成することができるチャットボットのことですね。
正確に言うと直近の言語モデルはGPT3.5で、そこから4になったのでいきなり500倍になったわけではありません。GPT3と比較して500倍です。

ところで、巷では「AIが人類を滅亡させる」「2045年にシンギュラリティ(技術的特異点)が起きて人類の知能を超える」などという不安を煽るような声明がそこかしこにありますが、AIの性能進化を踏まえると個人的にはこれらの発言は的を射ているように思えます。

実際、専門家たちのレポート(詳細は下記リンク参照)によればAIが人類を滅亡させる確率は約17%と推定されていますし、OpenAIのCEOは2022/12/04に「今後10年でAIは真のAGIに到達する」とTwitterで発言しています。

※今AGIという単語が出てきましたが、これはAIの種類の一つで汎用人工知能のことです。この記事では細かいことは深掘りしませんが、種類を下記にまとめておきます。

さらに、「一旦人間より少し賢いものができたらあっという間に人間の100万倍、10億倍の知能が出てくるだろう」と発言しています。

これはつまり、汎用人工知能が生まれたら人工超知能まではあっという間だということです。
これは個人的な推測でしかないですが、あっという間というのは恐らく数日~数ヶ月程度、長く見積もっても3年といったところでしょうか。

シンギュラリティ(この記事ではシンギュラリティの定義を人工超知能が生まれる時とします)が起きたらどんな世界になるのか全く想像がつきませんが、肝心のGPT4は汎用人工知能と呼べるのでしょうか?

Twitterでは「これもうシンギュラリティでしょ」とツイートしている方たちが目に入りますが、ここでOpenAIのCEOの発言を確認してみましょう。

すると、

・GPT-2(15億個)からのGPT-3(1750億個)の進化から予想したGPT-4(100兆個)のパラメータ数に関する噂について、尋ねられたとき、Altman氏は「まったくのでたらめ」と答えている。

・「私たちはまだAGI(汎用人工知能)を持っていないにも関わらず、誇張表現はまるでそれが私たちに期待されているようなものです。」

という発言が目に入りました。まだ汎用人工知能ではないようですね。500倍の進化も誇張らしいです。

詳細は下記リンクから確認して下さい。この記事は2023/01/19に執筆されているため、信憑性は高いです。


とは言え、安心してはいけません。

というのも、汎用人工知能や人工超知能が生まれたらどうなるかは分かりませんが、少なくとも今のAIは格差を拡大することが予想されるからです。AIを活用できる人間と活用できない人間との間に生まれる格差です。
AIを使いこなせる人間は今までとは比較にならないほど生産性が上がりますが、使いこなせない人間の生産性はこれまでと何も変わりません。
おそらく、AIを使いこなせる人間は今までの10~100倍程度の生産性になると思われます。言い過ぎと思われるかもしれませんが、本記事を最後まで読めば強ち間違っていないことが分かると思います。

ダーウィンは言いました。「生き残る種とは、最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく適応したものである」だと。

一夜にして大幅なゲームチェンジが起きて「真面目に頑張ろう」が通用しなくなった今の世界にどうやって適応していけば良いのか。正解は誰にも分からないでしょう。今は試行錯誤するしかありません。

そのような前提に立った上で本記事を読み進めて下さい。本記事は生き方の正解を与えるものではありません。





準備


※AI界隈は変化が非常に速い上に僕自身まだ試行錯誤中ですので、本記事の内容は随時更新されていきます。記事に書かれているもの以外にも非常に多くのAIがありますし使い方も多様ですから、ご自身の目的に合わせて都度使い方を調べて頂くのが最適です。


この記事では、検索や英語学習、スライド作成、経理などタスク別にAIの紹介と説明を行っていきます。基本的にはChatGPTがメインですが、ChatGPT以外にも様々なAIがあります。一気に頭に入らないとは思いますが、できるだけ分かりやすく解説することを心がけております。

一応ChatGPTがメインですので、最初の準備として、ChatGPTをお使いになりたい方は下のサイトから登録をお願いします。無料版と有料版があるんですが、GPT4は現時点では有料版でしか使えません。無料版だとGPT3.5までです。無料版と有料版のその他の違いについては下記リンクから確認して下さい。

一応注意書きをしておきます。
①ChatGPTは混雑して使えないことがありますのでそこはご注意下さい
②Web版は情報をOpenAIに持っていかれてしまうので、それが気になる方はこの下のツイートを参考にしてVSCodeの拡張機能でChatGPTを使って下さい(APIは外部のアプリケーションと繋ぐための仕組みのことで、例えばログインする時に「Googleアカウントと連携する」「Facebookアカウントと連携する」といったコマンドがAPIに該当します。Twitterの連携もAPIですね)



そしてもう一つ重要なことがあります。
AIはプロンプト(テキスト入力の指示のこと)の文章次第で発揮できる性能が大きく変わります。なので、気になったAIがあればTwitterやGoogle、ChatGPT、Bingなどで「○○(AIの名前) △△(自分のやりたいことや目的) プロンプト」と検索してみて下さい。

では本題に入っていきましょう。

分量が多いので目次を見て気になるところをクリックして読み進めて行くことをおすすめします。

まずは現行のAIにはどのような種類があるのかを概観して頂くためにまとめサイトを紹介しておきます。

AIのまとめサイト


AIのまとめサイトは次の4つです。アンダーバーが引かれている箇所をクリックするとリンクに飛ぶようになっています。
All things AI
There's An AI For That
1000 AI collection AI tools
The 2023 MAD (ML/AI/Data) Landscape

あくまで個人的な意見ですが、日々の仕事やプライベートに活用したいAIを探す上ではAll things AIかThere's An AI For Thatで十分だと思いますね。この記事に載せているAI以外にも様々なAIがありますから、個々の用途に応じてこれらのサイトから調べてみるのが良いでしょう。

②There's An AI for Chat

③1000 AI collection tools

④The 2023  MAD Landscape










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