退屈なことは全てAIにやらせよう②
日々の勉強
試験問題の解答力
GPT4は自分の日々の勉強の効率化にも使えます。
やり方を知る前に、まずはGPT4がどの程度の解答力を備えているかを知っておきましょう。
GPT3.5から試験の成績が大幅に伸びているようです。
下は京大の数学の入試問題です。
一応GPT4の解答に目を通してみましたが、答えは合っていますが満点は取れない解答ですね。というのも、q>3の値を順番に試す際にq=7でやめているからです。この解答だと3を除く全ての素数qに対して成り立たないことを論証できていません。つまり一般性の確認が取れていません。よって満点は取れません。
下は東大のコンピューターサイエンスの院試問題らしいですね。コンピューターサイエンスの院試については詳しくないので僕には何が書いてあるのか分かりません。
全体的には好成績と言えるのではないでしょうか。満点の解答がもらえるほどではありませんが、GPT4の解答を過信しなければ勉強のお供としては十分な性能だと思います。
問題集の解説が分からなかったらそのページの写真を貼り付けて分かりやすく解説してもらったり、関連する問題を作ってもらうするなど様々な使い方が想定されます。
英語学習
AIを用いることで英語学習を加速させることも出来てしまいます。特に、英会話や英作文のスキルを伸ばしたい人にはうってつけでしょう。
英語学習に使えるAIは次の3つです。
①Speak
②Duolingo
③ChatGPT
①Speak
Speakは英会話特化のAIです。iOSとAndroidのどちらにも対応しています。
インストールは下記リンクからお願いします。
②Duolingo
③ChatGPT
Kindle
リサーチ
検索
検索用のAIとしては、
①Bing
②Chat GPTのGoogle Chrome拡張機能
を紹介しておきます。
①Bing
まずはBingから。Bingで何が出来るかは下のツイートを見てもらえれば分かりやすいと思います。
BingのチャットAIはMicrosoft Edgeのホームページから使えます。もし使えない場合は、Microsoft Edgeで「Bing」と検索して下さい。すると下記の画面に移りますので、画面左上の「チャット」というタブを押すか右上の「b」と書かれている青いマークを押すか下側の「詳細情報」というタブを押すとチャットの画面に移行します。
最初はWaitlist(順番待ちリスト)をクリックして順番待ちしなければいけない可能性があるので、すぐに使えるようになるとは限りません。Waitlistを押してしばらく(数日かかることもある)すると使えるようになります。
また、Bing AIを頻繁に活用したい方はMicrosoft EdgeのスタートページをBingに設定しておくことを推奨します。設定方法は下記に記します。
STEP1:Microsoft Edgeブラウザの画面右上に「・・・」という3つの点があるのでそこをクリックする
STEP2:歯車マークの「設定」をクリックする
STEP3:左側のメニューバーから「[スタート]、[ホーム]、および [新規] タブ」をクリックする
STEP4:「Microsoft Edge の起動時」という項目があるので、そこから「これらのページを開く」を押す
STEP5:「新しいページを追加してください」というタブを押してBingのホームページのURLを登録する
以上です。これで設定完了です。チャット画面しか使わない方はチャット画面のURLを登録しておけば良いでしょう。
スマホでBingを使いたい方はお使いのスマホでBingのアプリを検索すれば出てきます。アプリを開いて画面下の真ん中にある青いボタンを押すとチャット画面に移行します。こちらもブラウザと同様にWaitlistを待たないと使えるようになりませんが、ブラウザと同じログイン情報で登録できるのでどちらか一方が使えるようになればどちらも使えるようになります。
試しに自分も使ってみました。検索シーンで時短できそうではありますね。
ちなみに、BingはChatGPTと同じ言語モデルであるGPT4を使用しています。
②Chat GPTのGoogle Chrome拡張機能
ChatGPTにはChatGPT for GoogleというChrome拡張機能があり、これを入れるとGoogleの検索結果画面の右側でChatGPTを使えるという仕組みです。拡張機能は下のリンクから使えます。
ただ、個人的には画面が狭かったり使いづらかったするので拡張機能を入れるよりはChatGPTのホームページから使う方が使いやすいですね。デスクトップにショートカットを作成してすぐにホームページにアクセスできるようにしておくとさらに使いやすくなるかと。
Bingとの違いの1つとして挙げられるのは、BingだとGoogleに対応していないのでGoogleのクチコミで検索をかけられないことです。
例えば、「Googleのクチコミを基準にして渋谷で美味しいラーメン屋を教えて下さい」とBingに入力しても回答が生成されません。
BingとChatGPTのどちらが使いやすいと感じるかは個人差があるので実際に使ってみるのが良いと思いますが、どちらを使うにせよAIの性能を最大限引き出すには「プロンプト」と呼ばれるものをうまく使う必要があります。
プロンプトとはAIに入力するテキストのことで日本語では「呪文」と呼ばれたりもしますが、AIはこのプロンプト次第で全く異なる出力を返してくることもあり、「プロンプトエンジニアが今後活躍するのではないか」という声もあります。
プロンプトエンジニアはAIに望ましい出力をさせるために最適なプロンプトを考えたり構築する人のことです。コーディング能力よりも要件定義の能力に重きが置かれていますから、言語能力が高い人が有利ですね。言語能力の高さに自信がある人は志してみても良いのではないでしょうか(もちろんプロンプトエンジニアですらAIに代替される可能性もありますが)。
プロンプトについては後述するので一旦今はここまでの説明にしておきます。
webサイト情報の抽出
Webサイトの情報を自動で抽出してくれるAIとしてはExtractGPTがあります。詳細は下のツイートで。
社会情勢調査
経済情勢のリサーチをする時にも便利なAIがあります。詳細は下のツイートで。
論文リサーチ
論文リサーチを効率化するAIとしては次の5つを紹介します。
①Elicit
②RsrchRabbit
③ConsensusNLP
④ChatGPT
⑤Bing
①Elicit
②RsrchRabbit
③ConsensusNLP
④ChatGPT
⑤Bing
先程紹介した通り、Bingでも論文リサーチができます。
その他に研究者や大学院生におすすめのツールを紹介しておきます。
マーケティングリサーチ
文字起こし
文字起こし用のAIには次の4つがあります。主に会議で使えますね。
①Whisper
②writeout ai
③tl;dv
④もじおこ師匠
①Whisper
②writeout ai
③tl;dv
④もじおこ師匠
マインドマップ
マインドマップAIは2つ紹介しておきます。
①Miro
②Whimsical
①Miro
②Whimsical
思考、分析、アイデア出し
ブレインストーミング
Excel、スプレッドシート
データサイエンス、データ分析
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