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打越さく良からのメッセージ

土曜日に木下ちがや氏の講演会に行ったら、パネリストの一人のために、参院選で野党統一候補として立候補している弁護士の打越さく良からメッセージがありました。「凄く良いなあ」と思って聞いていたんですが、Facebookにイベント通知があり、そこに残ってたんで書き写します。

このたび、来たるべき参院選新潟選挙区に、野党統一候補として立候補した打越さくらです。私が長年暮らしてきた文京区で開催されるこの集会に参加されるみなさんに、新潟からメッセージを送ります。

政治がひどい。私たちのほうを向いてない。絶望したくなる。しかし、絶望しクサしているだけでは、やりたい放題の政治家の思うツボ。考えてみれば、私たちには参政権がある。そうだ、私たちは主権者ではないか!意思を伝えることを諦めてはいけない。

選挙に出ないかと言われたとき、まさかと思った。天職である弁護士を投げ打ってまで、チャレンジするなんてあまりにも無謀だと。実際、何人もに、「バカなの?弁護士でいればいいのに」と言われた。

しかし、また、はたと考えた。無謀だなんだと尻込みしていたら、民主主義の危機を食い止めるチャレンジを放棄することになる。

私は、弁護士として、政治が真っ先に気にかけるべきなのに今の安倍政権が顧みることのない、弱い立場のひとたちのリアルを知っている。

彼ら彼女らは毎日を必死で生きていて、貧困や格差など自分たちの抱える問題が政治に関わると気付く余裕がなかったりするし、もちろんロビーなんか思いつきもしない。であれば、私が彼ら彼女らを代弁する意義はある。

地盤もないし、雄弁術やら特技があるわけでもない。でも民主主義はそんな素人である私たちが担い手なのだ。

政治が家業である二世三世にはわからない、多様な私たちのリアルを知っている私が無謀だろうと立候補する意義はある。

それに、女性の参政権を求めてあの手この手で運動し、嘲笑されたり暴力を振るわれたり拷問されたりした、イギリスのサフラジェットの苦労を思えば、21世紀の日本で、立候補することに躊躇してはいられないと、自分を奮い立たせた。

民主主義は私たちの不断の努力によるもの。諦めてはいられません。

頑張ります。ともに!


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