大学1年生が感じる大学生活の期待と不安
谷本英彰と申します。
大学で保健体育の教員養成に携わっています。
4月から新年度が始まって、もうすぐ2ヶ月
今年度から授業は原則対面となり、コロナ以前の様相を取り戻してきました。
授業については、コロナ禍でのICT活用が良い影響となって、これまでとは質の違う授業ができるようになってきたように感じます。
大学1年生と話してみた
そんな形で、コロナ以前に戻ったり、コロナを経て変わったりと様々な側面がある大学生活ですが、新入生はどんなことを感じているのか?聞いてみました。
今、大学生活の中で楽しいこと(期待していること)と不安なことを、新入生10人程に聞いてみました。
楽しいこと(期待していること)として、一番多かった意見が「友達が増えた」でした。
毎週のように授業終わりに、写真や動画を撮ったり、TikTokに投稿したりしている様子を見ていて、本当に仲がいいなと思います。
高校までと違って、同じ学部・学科ではあるけど、同じクラスではないので、自分から声をかけたり、授業の中などで、何か話をするような機会があったりしないと、友達になるのは難しかったりもすると思うので、大学1年生にとって印象深いことなのかな・・と思います。
次に、大学生活で不安に感じることとして、一番多かった意見ですが
それは「授業の単位が取れるかどうか不安」でした。
特に100人を超える大講義系の授業については、似たような意見が多く出てきました。
大講義って、たしかに疑問や理解が追い付かない部分があっても、その場で質問しにくい雰囲気ってありますね。
この辺りはICTを活用すれば、リアルタイムに受講生の疑問に答えながら授業を進めていくことも可能な気がしますので、教員側からするととても参考になる意見です。
あと、90分が長く感じるという意見も多くありました。
「90分間も集中力が持たない」って嘆いていた1年生がいましたが、そんなに集中を持続させることは困難なので、自分で集中のオン・オフを上手く切り替えられるようになってもらえたらいいなと思うと同時に、教員側も受講生が集中を持続させられるような仕組み(例えば、短時間の活動を組み合わせるなど)を考えて、授業づくりをしていく必要があるなと思いました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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