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ぼくが生まれ育った家庭は決して裕福ではない。 前々回の『建築を生み出す【概念を設計する1…
前回の続きで、概念から建築を設計する話。 今回は「自然と建築」について。 建物には、必ず…
20代の後半から30代にかけて、「自分が建築をつくる意味」について深く考えた時期があった。 …
また一つ、新たな事業を立ち上げる予兆があった。 主に、土地やビル、マンションの売買を扱う…
上記の写真は僕たちがリノベーションさせて頂いたマンションだけど、御施主さんの仕事の都合で…
前回、Xを辞める話をかいたけど、次に辞めることについて書いた。
カフェのある設計事務所。 若い頃、そんな空間に憧れていた。 建築やアート、カルチャーの本を置いて、訪れてくれたお客さんに建築のことを知ってもらいながら設計事務所を営む。 壮大な夢ではなく、「いつかそんなことができたら」となんとなく思い描いていた自分の中の理想像。 あの若かりし頃から歳月を経て、ようやくイメージに近い空間が実現する。 そう思うと、感慨深い。 建物を購入したのは四年前。 当時、「自分たちでホテルの運営したい」と考えていた。
建築業界やモノづくりをしている人たちは、「いいモノさえつくっていれば、大丈夫」という感覚…
現在の文明は、自然と離れるために進んできたように感じる。 自然とは、海や山、川、緑…だけ…
昨夜、11頃にスタッフと食事しながら翌週のコンペについて話し合っていた。 その時、ふと「昔…
「谷尻誠にとってオリジナルとは」 先日、そのような質問を受けた。 クリエイターは常に“オリ…
コロナ以降、スタッフを増やすことより組織としての質を高めることに時間をかけてきた。 人類…
“ラグジュアリーな空間”とは何だろう。 大理石が張られ、高級家具が並び、インパクトのある…
「仕事の上で悩みがある」 「今、〇〇という仕事をしているが、いつかは●●のような仕事をしたい」 「谷尻さんだったらどうしますか?」 毎日のようにインスタにDMが届く。 それも若き設計者からだけでなく、建築とは関係ない人からも相談されることが多い。 ぼくが一般的ななルートで実績を重ねてきたのではないバックグラウンドがあるからだろうか? 普段は、それに答えたり、無視したり、説教したりしている。 本当のことを言えば、「自分で考えろ」という回答が最も正しいように思う。 と