マガジンのカバー画像

月刊 谷尻誠

建築家(suppose design office 代表)、起業家。 tecture、絶景不動産、TECTURE、DAICHI、Yado 、MIETELLなどの法人を経営。 建築…
設計を生かした不動産活用のコツ、お金や税金、相続対策、保険、株、資産運用などもふくめ、今を生き抜く…
¥1,000 / 月
運営しているクリエイター

#建築

サカナクションのライブ

先日、サカナクションのライブに行った。 久々に彼らが演奏するステージを前にして、こみ上げ…

新しい会社

また一つ、新たな事業を立ち上げる予兆があった。 主に、土地やビル、マンションの売買を扱う…

建築に執着する

最近、よく建築の夢を見る。先日も夢の中に、ある建築家が出てきてぼくに語りかけた。 「谷尻…

伝える力(翻訳、場づくり、ツール)

つくり手はどこか「いいモノをつくれば、世の中に自然と伝わる」と思い込んでいる節がある。 …

ぼく以外のすべての人が、ぼくにはないモノを持っている

ぼくは、自分が偉いとも、正しいとも思っていない。 むしろ、「自分は間違える」と思っている…

自分の居場所

今年も間もなく、終わろうとしている。 振り返ってみると、過去最速のスピードで過ぎていった…

建築とインテリアの境界

昔、オーストラリアのブリスベンを訪れた時、Aesopの店舗に寄った。 ブリスベンでは、バス停やポール、ガードレールなど街自体が緑色でコーディネートされていた。 Aesopの店内もそれと同じグリーンが施されていて、街と連続的に空間設計されている。 その光景を見た時、「インテリアは“室内”というだけではなく、“街の一部”なんだ」と気付かされた。

辞めるのつづき

前回、Xを辞める話をかいたけど、次に辞めることについて書いた。

SUPPOSE新社屋【猫屋町ビルヂング】

カフェのある設計事務所。 若い頃、そんな空間に憧れていた。 建築やアート、カルチャーの本を…

SUPPOSEのマーケティング

ジャンルレスにメディアやイベントに呼んでもらい、話をする。 自分で言うのもなんだけど、こ…

“届ける”をないがしろにしない

建築業界やモノづくりをしている人たちは、「いいモノさえつくっていれば、大丈夫」という感覚…

マーケティングについて考える

「もちのえき」で販売している180円の餅を売ることに頭を悩ませている。 “たった”の180円か…

設計料を値切られないために必要なこと。

頼む側からすれば、設計料が安いに越したことはない。と、ぼくが頼む側でも思うだろう。 しか…

リアルな体験の価値と、オンラインの活用について

いくつかの質問の中でChat GPTはSUPPOSEの建築がユーザーの感情に重点を置いていることを指摘してくれたのだが、その点をピックアップしてくれたことはつくり手として純粋にうれしいものだった。 結果的にユーザーとしてのリアルな体験と、さらにはオンラインの便利さについて考える興味深いインタビューとなった。 Q.谷尻誠氏の建築のデザインプロセスにおいて、建築空間がユーザーに与える体験や感情に重点を置いているように見受けられます。 ユーザーのニーズやライフスタイルをどのように