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熊本県人吉市 青井阿蘇神社 「導」の御朱印

記憶にまだ新しい熊本豪雨から1年が経ちます。

被災した建物はそのままになっていたり、解体中であったり、更地になっていたりで、まだまだ復興には至っていない状況です。

少しでも早く復興してほしい!そんな願いを込めて、ご自身も人吉市で被災した荒木桃園さん(1級印章彫刻技能士)がその腕前を活かして復興に導くの気持ちを込めて「導」の文字の御朱印(印鑑)を作成しました。

どんな御朱印かは「いっちゃん」さんのツイート引用にて。

荒木さんから御朱印(印鑑)の奉納を受けた青井阿蘇神社は、「導」の文字を記した専用の金色の御朱印紙を制作し、この御朱印を押したものを参拝者に授与してします。(初穂料1枚500円)

書き置きタイプの御朱印は「書き置き御朱印帳」がスッキリ収納にとても便利です。

熊本県は2016年には地震でも甚大な被害を受けており、当時、荒木さんは「復興に向かって一歩踏み出す気持ちになるまでが遠かった」と心境を語っており、昨年の豪雨被害からの復興に向けて「人吉のために何かしたい」との思いから御朱印を製作したとのことであります。

熊本豪雨被害

熊本豪雨は災害関連死を含め67人が死亡、2人が行方不明と大変大きな被害をもたらしました。

青井阿蘇神社でも国宝に指定された拝殿が床下浸水したり楼門が冠水など大きな被害に見舞われました。

また、社務所が浸水したり、奉納の刀剣77本も水没してしまうなどの被害もあったとのことで大変な経験をされております。

青井阿蘇神社の歴史 御祭神は開拓の守護神

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青井阿蘇神社は、今から約1200年前の大同元年(806年)の創建と歴史が古く、国宝に指定されている由緒のある神社です。

先人は阿蘇の広大な原野を開拓して町をつくり、阿蘇の守り神である阿蘇山のふもとに鎮座する阿蘇神社の御祭神十二神のうちの三神を分霊として青井阿蘇神社に祀っています。

御祭神は、健磐龍命(たけいわたつのみこと)、阿蘇津媛命(あそつひめのみこと)、國造速甕玉命(くにのみやつこはやみかたまのみこと)の三柱の神々で、初代の天皇である神武天皇にまつわる方々とのことで、開拓の守護神です。

復興へ

この記事を書いている現在、熱海の土石流による被害が続いております。
被害にあわれた方にはこころからお見舞い申し上げます。

復興へ導く「導」の御朱印の思いを抱き、熊本とともに、一日でも早く復興できることお祈り申し上げます。





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