見出し画像

恩返しは必要なし

ピンチを救ってもらった
崖っぷちから生還できた
生きる指針が見つかった

こんなとき、普通の感性の人は…

「このご恩はいつか必ずお返しします…」

と思うのではないでしょうか?


私にもそのような出来事は
当たり前にありました。

若い頃、そう思っている私に

「私に何かを返そうと考えるな」

と言われた方がいました。

正直…なぜ???
というような気持ちになったのを覚えています。

その方曰く…
「恩を感じるのは良いと思う」
「でも…恩は返すモノではなく送るモノ」

「もし本当に「ありがたい」と思うのなら
 その経験を次はあなたが伝える番になるように」
ということでした。

恩返ししようと思ったときには
その人はもう一段先に進んでる。
いつまでたっても返せない…。

それより、この経験で気づいたことや感じたこと
また救われた捉え方や考え方を

同じようにピンチや崖っぷちの人に
伝えてあげて。
ということ。

「恩は返すものではなく送るモノ」
「恩返しではなく恩送り」

若いときに出会ったこの考え方は
その後の人生に影響を与えたように感じます。

後輩やスタッフの皆さんには
経験して得た物事の「見方・捉え方・考え方」
は余すことなくお伝えしてきました。

また今回、ブログで発信しているのも
その活動の一環になります。

色々、拝見していると…
私より数段上の方が本当に
たくさんいらっしゃいます。

ですが…
私には私にしかできないこともあるはず
と思い、できる限り受けた恩を送りたいと
思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?