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勝手に育つ方法を考える

 子育ても社員育成も「人を育てる」ということにおいては共通しています。
ここで頭を悩ます、親御さんや上司の方はたくさんおられると感じます。
 
 
実際に私自身もそうです。
 
「なぜ、わからないのか?」
「何を言えば理解できるのか?」
「どうすればやるようになるのか?」
 
といった感じです。
 
 
立場上、上の人が考え悩むところです。
 
 
ここで、考えるのは…
「いったい、自分はどうしてきたのか?」
 
ということです。
 
振り返って思うのは…
 
誰かに何かをやらされたことで続いていることはない…
最終的に自分で決めたことはやりきれる…
継続してできていることは自分で考えたこと…
 
ほとんどの方は、これに当てはまるのではないでしょうか?
 
 
ですが…親や上司は、事前にやることを教えます。
「失敗させたくない」
「傷つけたくない」
という想いからになるのですが…
 
こうなると…子供や部下の反応は、2つです。
 
・反発してやらない
・すべて従う
 
 
「勉強しなさい!」
「やろうと思ってたのに!」
 
よあるやり取りです。
 
親からすれば…良かれと思って言います。
しかし、実際に子供のやる気は失われるようです。
 
逆にすべて従うという子は…言われる前に空気を読んで先にやってしまいます。
一見、何の問題もないのですが…
これが親の顔色を伺っての行動だとしたらどうでしょうか?
 
やれと言われるからやる。
先にやっておけば機嫌がいいから。
という理由だとすれば、自分で考えることはないのです。
 
どちらにしても…後々苦労することになるように感じます。
 
私が見てきた中で…「上手だな」と感じた親御さんは…
 
幼い頃から…
「子供の質に質問で返す」
「理解しているしていないに関係なく今の社会問題などニュースの話しをする」
 
という方でした。
 
「これはなに?」…「なんだと思う?」
 
 
つまり、「考える」ことを習慣にしていた方々です。
 
 
これを…子育てや社員育成に転用できないでしょうか?
やり方は家風や社風で様々あって良いと思います。
 
 
このことができると…「勝手に育つ」方法が構築すると考えます。
 

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