谷垣夫妻企画展報(名古屋市)
谷垣雄三・静子夫妻記念事業実行委員会
2021年5月発行
夫妻を知る企画展 2年目に
新年度3議案 書面総会で可決
コロナの感染が拡大する中、2020年度に続き、21年度の総会も郵送による書面で行い、実行委員会が提案した20年度予算、活動報告、21年度予算、活動報告、人事案件の計5議案が了承され、可決されました。人事案件は新たな立候補者がなく、現執行体制によって「谷垣雄三・静子夫妻を知る企画展」が開催され2年目に入ります。
開催に不安 コロナ禍
提案された計5議案に則して、はがきによる賛否を聞いたところ、
全会員31人中、18通の回答があり(5月15日現在)、全議案が承認され、可決されました。
この結果、人事案件は新たな立候補者はなく、新年度も
▽会長=川本晴夫
▽副会長=土田幸紀
▽事務長=山形茂生
▽広報担当=安城康平の4人体制で臨むことになりました。
新年度活動計画で暗い影を落としているのが、新型コロナウイルス感染の拡大です。
JICA施設を利用とした開催地として北海道札幌・帯広市、茨城県つくば市、広島市、沖縄県を同年度計画で開催候補地に挙げています。しかし、感染拡大で北海道、広島県が5月13日、一転、緊急事態宣言を発令することが決まるなど、どこの開催候補地もイベントへの厳しい自粛を求められています。うち、帯広市には谷垣雄三氏が国内最後の勤務医を務めた帯広協会病院があり、夫妻が生活を送った国内最後の地です。今も谷垣氏の看護師を務めるとともに、山に登ったことのある人もおり、開催に期待を寄せています。
JICA施設のほかに、谷垣氏の出身地、京都府京丹後市峰山町では、地元の京丹後ロータリークラブが昨年春、開催を計画しましたが、コロカ禍のため延期となっています。
今年は周辺も含め7つのロータリークラブが一緒になって開催する準備を進めています。
同町では谷垣氏が亡くなった直後「偲ぶ会」を開催し、写真パネルで活動を紹介しています。その後、新たに多数の写真アルバムや静子さんの作品が日本に移送されており、開催が実現すれば、大きな反響を呼ぶことは間違いないようです。
「谷垣先生のように世界とつながる人に」卒業式で峰山高校長
谷垣雄三氏の母校、京都府立峰山高校で3月に行われた卒標式で、校長が、谷垣氏の業績を紹介しながら「谷垣先生のように『思い』、『志』をもって人と繋(つな)がれる、世界と繋がれる人になってくれることを願っております」と、はなむけの言葉を卒業生に贈りました。地元からの情報
夫妻のHP作成
谷垣夫妻の活動を紹介するホームページが作成されました。安城康平・広報担当が作成し、名古屋で開催された企画展会場で検索方法をわかりやすく図示したパンフレットを置き、配布しました。
「谷垣静子の風景」、「ニジェールの外科医と静子さん」と検索すれば、夫妻それぞれの情景に触れることができます。
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