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雨だから、無理して来ないでくださいね

梅雨だ。

鹿児島には昔から「被害が出たら(誰かが水害で死んだら)、梅雨が終わる」という言葉がある。

長い梅雨で、地盤が緩み、7月の頭くらいには県内のどこかでがけ崩れや堤防の決壊、側溝にはまって流される人、田んぼを見に行って川の増水に巻き込まれる人が出る。

鹿児島では今から27年前、平成5年に「8・6水害」というものが起こり、49名の方が亡くなり、市街地や住宅地にも大きな被害が出た。

そのことがきっかけで、川のしゅんせつ工事や橋の架け替え、撤去も行われ、水害に強い町作りが行われてきた。

「田んぼを見に行くな」

という合言葉も(以前からあったのかもしれないが)生まれ、地元のTVなどでも盛んに言われるようになった。

「人命(人のいのち)と田んぼ(財産)」どっちが大事か、という議論はここではしない。どっちも大事。

ところで、私たちは、毎週末に人が集まる(ことのできる)イベント(ひだまりカフェ)をやっている。イベントをやっているものの思考として、「できるだけ多くの方に来てほしい」という気持ちが当然ある。

ひだまりカフェについてはこちらを。

それでも、私たちは「雨が続いていますから、無理をしないで、来ない勇気も持ってくださいね」と言う。そして、「ひだまりカフェは来週も来年もありますから」とお伝えする。

「無理をしてでも来たい」「今日やっと行く勇気が持てた」という人もいるかもしれない。だから、追い返すこともしないし、私は待機する。

全員に「今日は大雨のため中止します」ということを伝えることができないので、誰かが必ず待機するようにする。

いつまでできるのか、本当は私にもわからない。
でも、身体が動く限りは、場合によっては動かなくなっても、私はひだまりカフェを続けるんだろうと思う。

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