見出し画像

第01回「恋愛の中におけるセックスの意味論」 2024/11/24 #哲学伽藍堂

というわけで、私のトークライブイベントの企画がスタートします。
「谷口一平の哲学藍堂らんどう」と題して、隔月程度でシリーズ化してゆく予定です。初回を、11月24日(日)の夜に開催します。

「谷口一平の哲学伽藍堂」とは?

「ツイキャス」や、X(旧ツイッター)の「スペース」などで雑談することがたまにありますが、どうしても私が喋ると哲学的になってしまい、むしろ中途半端(消化不良)な感じになってしまうことも、しばしば。またテーマは最初から決まっていたほうが喋りやすいし、ゲストや聞き手もあらかじめ用意されているとよいと思いました。そこで、「講義」よりはもうちょっとゆるく、でもしっかり各回のテーマについては深堀りし、かつ参加者からの発言など双方向性も取り入れるようにした、哲学トークライブを企画しました。その時々で考えているあれこれを、即売会のように「思考の切り売り」させていただきます。

イベントは Zoom でのオンライン配信とし、アーカイブ購入も可能にする予定です(永続的な配信ではなく、開催後ひと月ぐらいの期間を目安に視聴できるようにします)。できるだけ事前知識は不要となるように話します。


第01回 開催概要

テーマ「恋愛の中におけるセックスの意味論」

▼開催日時

2024年11月24日(日曜)20時開始(~22時頃)
終了後は、雑談延長→Zoom 飲み的な流れを想定
▼配信方法
Zoom(定員100名、先着順)
一定の双方向参加も可能にします
▼トーク
喋り手:谷口一平(独立哲学者)
聞き手:魔神ぷー(Discord サーバ「魔神界」管理人)
ディレクター:佐藤未悠(絵師)
▼チケット代金
1,500円(リアルタイム参加 and/or アーカイブ視聴)
▼申込方法
Peatix からご購入ください

【トーク要旨】
初回は恋愛哲学を扱います。もちろん、「経営哲学」みたいな意味でのいわゆる「恋愛哲学」の話ではなく、れっきとした恋愛&セックスの哲学的議論を展開するつもりにしています。この企画はゆるい感じでやりたいと思っていたのですが、このテーマで立ててみたい議論・話したい論点が大量に出てきてしまったため、たぶん谷口が喋りまくる感じになってしまいますが、ご了承ください。
次のような話題を扱うかもしれません:

  • ロマンティック・ラブ

  • 恋愛一般なる概念は、そもそもいかにして可能なのか?

  • 「恋愛力」と「恋愛能力」の差異について

  • 恋愛と似たようなものはこの世に存在するか?

  • 恋愛論と性欲論との断絶は架橋できるか

  • セックスはなぜ「恋愛の演技」だと言えるのか

トーク中、いくつかの本に触れる(または触れない)可能性がありますので、あらかじめ書誌を列挙しておきます:

  • 大澤真幸『恋愛の不可能性について』(ちくま学芸文庫)

  • 橋本治『恋愛論』(文庫ぎんが堂)

  • W・ゾンバルト『恋愛と贅沢と資本主義』(講談社学術文庫)

  • R・ハルワニ『愛・セックス・結婚の哲学』(名古屋大学出版会)

  • 齊藤勇(編)『イラストレート恋愛心理学』(誠信書房)

  • K・G・シェーバー『帰属理論入門』(誠信書房)

  • 高橋幸、永田夏来(編)『恋愛社会学』(ナカニシヤ出版)

  • 島崎敏樹『孤独の世界』(中公新書)

  • M・ピカート『沈黙の世界』(みすず書房)

  • 村井俊哉『精神医学の実在と虚構』(日本評論社)

  • 永井均『哲学の賑やかな呟き』(ぷねうま舎)

  • 小谷野敦『性と愛の日本語講座』(ちくま新書)

etc…

【注意】
※20時は開始予定時刻です。19時45分ぐらいから Zoom を入場可能にしておきます。
※配信中に発言される方は、いかなる形でも録画の二次利用に同意したものとみなします。顔出し等も、ご自身の責任で行なってください。
※このトークを聞いても、モテるようにはなりません。
※このトークを聞いても、セックスが上手にはなりません。

チケットのご購入は、こちらからどうぞ!

おまけ

↑「独立哲学者谷口くん」の LINE スタンプが発売中です。

↑共同主宰する同人誌『新紀要』の在庫もあります。

↑研究費ください。

いいなと思ったら応援しよう!