わたしの健康法・白ごま油うがい編
こんにちは。 五十嵐純子です。
ずっと歯磨き粉ジプシーだったんですよ。
オーガニックのものを使っても、歯医者さんオススメのものを使ってもどーも満足しない。 ほんのちょっとでブクブクに泡立って それを毎日毎日1日3回も流し続けてるなんて・・・ヤダな・・・ って 思ってたのですけど。
歯磨き粉はつけるのが当たり前、 つけねばならん と思い込んでいたので、その思い込みを手放すことをそもそも思いつきもしなかった という。
それが、ついに あれ?!やめてもいいかも?! と思えるようになった というところへ繋がるのが 今日のはなし。 白ごま油です。
アーユルヴェーダ
インドやスリランカなどで伝えられている伝統医学アーユルヴェーダの教えに、セサミオイルというのがあり、体の内側、外側、様々な健康に役立つと言われています。 なによりアラフィフ以降には特に効くものなのです!
うがいによる効果
・虫歯、歯周病、口臭などのケア
・風邪の予防
マッサージなどによる効果
・美髪・白髪の予防
・肌を潤す
いろんな本も出ています。
セサミオイル ってつまり胡麻油ですから
気持ち悪っっ って思うかもですが、あの香ばしい胡麻油ではなく、無味無臭の白ごま油というのがあります。
口をゆすいだり、マッサージしたりして使いますが、もちろんお料理にも使えるのですよ。 オリーブオイルなどに並んで酸化しにくいのでアンチエイジングにいいし、サラッとして香りがない分使いやすいと言えます。
私が使っているのはコレ。
キュアリング
まず先に加熱処理をしてからこの油を使いますが、それを"キュアリング" といいます。 キュアリングすることにより
・貯蔵期間を延ばす
・セルフケア向きの質に変化させる
・抗酸化成分のセサモールを生成させる
ちょっぴり面倒ですけど、恩恵は大きいので我慢。
キュアリングのやり方
① お鍋に太白ごま油を入れて弱火で加熱する
② 油の温度が90度〜100度になったら火を止める
(沸騰しないので温度計は必須です)
③ 少し熱を冷まして ガラス瓶などに移す。
容れ物はなんでも良いのですが、せっかく酸化を防ぐためのキュアリングをしたので、遮光ガラス瓶があれば尚いいです。
温度が上がるのは、けっこー早いので注意です。
いざ 白ごま油うがい
多くの本や、インターネットの情報では いわゆる”うがい” として、のどの奥へガラガラする と出ていますが・・・
私自身は 口の中をぶくぶくするだけにしています。
ある時、実際にこの白ごま油うがいを実践している というお医者様が
「万が一油が気管に入ったら危険だから気をつけた方がいいよ」と言ってるのを聞き・・・・・・わたし 割とすぐ気管につまらすんですよね。
歳とってくると おじーちゃんとか おばーちゃんって すぐ喉つまらせてゲホゲホ言いますよね。喉の筋肉が弱ってくるからだと思われますが、悔しいけど私もそれ? ヤダわぁ。。。 とにかく喉に詰まらせやすい自覚があります。
どーでもいい余談ですが(笑) そんなわけで私は”うがい” はしていません。
”いや 私の喉筋は元気だから平気” という方は ガラガラしてみてください。
喉が潤うことは風邪予防にもいいですしね。
白ごま油うがい わたしのやり方
① 大さじ1くらいの油を口にふくむ
② 歯の間をくぐらせる感じで ころがす
③ そのままじっと口に入れおとなしくしてる
④ ティッシュに吐き出してゴミ箱に捨てる
⑤ 水で口をゆすぐ
今ではすっかり慣れて大さじ1いっちゃってますが、最初の頃は小さじ1くらいからやってた気がします。 徐々に慣らすのでいいです。
じっとしてる と言ってますが、長い人は15分とかそのままにしてるらしいです。 口に入れたまま車の運転してる ってのも聞いたことあるけど、それすごいな・・・ 真似できる気がしません。
とにかく口に入れると唾液がすごく出てくるので、あまり長くは難しいのではないかと思いますけどね。。
唾液がたくさん出るのは口内細菌の繁殖を抑え、虫歯予防になりますし、
油なので水だけでは取り除けない汚れや毒素を溶かし出し、舌に付着した汚れも除去してくれます。
油は流しにぺって吐くと、排水溝がすぐ詰まってしまうから、ティッシュに出して捨てた方がいいです。
これ、慣れてくると ほんとにすごい口の中スッキリしますよ。
口内炎が出来てるときなんかもオススメです。
オイルマッサージ
私は2本のボトルに用意してまして、1つはうがい用、もう1つは 美容用です。
美容用は 髪の毛先につけたり、乾燥する膝まわり、肘、など肌につけてマッサージしたり、お顔につけたりしています。
白ごま油は サラッとしていて、マッサージにはすごく使いやすいのです。
今日は紹介しませんが、私は "ひまし油” も使っています。
ひまし油は ものすごく重いんです。ねっとりしててマッサージなんて無理なのですが、この白ごま油とあわせて使うといい感じなので、
髪を洗う前に ブラッシングして 白ごま油&ひまし油を 1:1で混ぜたもので頭皮マッサージする というのが定番になっています。
どちらも白髪に効くよ と言われてますが、残念ながら私自身はちょっと実感ないですね。 マジ残念。
でも 調子がいいので使い続けると思います。
水 火 風
アーユルヴェーダでは 人間の体は 3つの元素で成り立っていると考えられていて、年齢によってそのバランスが変化するそうです。
水 ー カパ 25歳くらいまでカパ優位
火 ー ピッタ 25歳〜50歳くらいまでピッタ優位
風 ー ヴァータ 50歳以降 ヴァータ優位
これでいくと アラフィフ以降どんどん風が優位になり、体が乾燥することで皺やシミ、不調が起こりやすくなるだけでなく、血管や骨が弱くなるとか。
白ごま油は 火、 ピッタの要素なので、この白ごま油でうがいをしたり、マッサージに使うことは 乾燥を抑え、火の要素を補うことになりバランスをはかる、というのがアーユルヴェーダの考え方です。
軽くて 匂いもないので、使いやすいです。
うがいは嫌だけど肌につけてみようか というところから試すのもアリだと思います。
私はそろそろ3年半くらいコレを続けています。
ダメだなと思ったらすぐにやめちゃう質なので、3年以上出来てるのだから、いいのだと思います。 たぶん、ここから年齢を重ねるにつれ重要性は増すかもね と感じています。
白ごま油の話はここで終わりなので、この先は興味のある方のみ、読み進めてください。 (。-人-。)
つづき
歯磨き粉をやめたはなし
そもそも現代において ”歯磨き粉”って言わない? なに?歯磨きペースト?
ここは "歯磨き粉” として話を進めますが
わたしの父は 生涯 虫歯ゼロだったんですよ。 すごくないですか?
なんでも齧る男でした。 72歳で他界しましたが、ほんとうに最期まで全部自分の歯。 真っ白なきれいな歯でした。
そんな父は なんと歯磨き粉を使っていなかったのです。歯ブラシだけ。
それもこの世の恨みみたいにガシガシと力強く乱暴な磨き方で、歯医者さんに歯周ポケット傷つけますよ って怒られそうな磨き方でしたが、とにかく虫歯にならない。
私は虫歯だらけの母に似たのか、歯が弱く、本当に父の頑強な口の中が羨ましかったです。
それが、最近インターネットでチラチラと「歯磨き粉使ったことありませんが虫歯ゼロです」っていう方を見かけるようになったんですね。
そんなの見るたびに父を思い出してます。
歯磨き粉には危険な成分が含まれるものが多くあります。
・ラウリル硫酸ナトリウム
発泡剤 ぶくぶく泡立たすためのもので、台所洗剤や洗濯洗剤の界面活性剤と同じことです。発がん性が指摘されています。
・炭酸カルシウム
・ケイ素
・シリカ など
研磨剤です。白い歯っていいな は だいたい研磨剤が入ってあり、歯のエナメル質を削ってゆきます。
・フッ素
歯の質を強くすると言われますが、使い過ぎれば中毒を起こすことが指摘されています。
(1日3回 何十年も・・・普通に使い過ぎでしょ)
・グルコン酸クロルヘキシジン
消毒薬として使われる成分。アレルギー、蕁麻疹、息苦しさなどの症状がでることがあります。
その他、パラペン、安息香酸ナトリウム(殺菌剤)・プロピレングリコール(保湿剤)などなど
これらを 毎日毎日口に入れるの、本当にいいのかな・・・って怖くなりますし、海に流れてゆくのも嫌だし、そんなストレスを抱えていました。
白ごま油うがいをするようになって、3年過ぎ、ふと急に こんなにスッキリすることやってるのに、わざわざあの不愉快な歯磨き粉で上塗りする必要あるか? と 思ったのです。(早く気づけよ)
それで、歯磨き粉 やめました。
一気にやめたわけでなく、しばーらく職場でだけは歯磨き粉を使ってましたが、今は「使うのがあたりまえ」という思いも手放すことが出来ました。
現在は こんな感じ
・歯ブラシ 毎食後 (父みたいにガシガシでなくゆっくり丁寧にやってる)
・フロス 1日1回
・白ごま油うがい 週3回くらい
・重曹で磨く 週2回くらい
・塩(自然塩)で磨く 週2回くらい
重曹も研磨なので、使い過ぎないようにし、水に少量歯ブラシでシャカシャカ溶かして使ってます。
塩も同じく、水に少量 歯ブラシでシャカシャカ溶かして使ってます。
つまりブラシだけ+ 何か って感じの毎日です。
歯ブラシは 生分解され環境に優しい竹素材のものを使うようになり、毎回の歯磨きがもうまっったく違う気分のものになりました。
これ 別次元過ぎて本当に心底驚いているのですが、そもそも毎日毎日1日3回以上も繰り返される習慣を、自分の感覚ではなく、外から植え付けられた”常識” や "あたりまえ” に縛られていた自分にびっくりなのです。
今は こうですが、また 気分良い状態を探りながら変えてゆくかもしれません。
と、言うわけで、最後に歯磨き粉のはなしもくっつきましたが、今日はアーユルヴェーダの白ごま油のご紹介でした。
ご興味ありましたらお試しくださいー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?