元システムエンジニアがデザインマネージャーをやってみて思ったこと
こんにちは。TangityでデザインマネージャーをやっているHorieです。
デザインマネージャーと言っても今までのバックグラウンドはシステムエンジニアだったので、今も日々デザインを勉強中です。
そんな中、デザイナーでは無い人間がデザインに携わってみてどう感じたかを今回は書いてみたいと思います。
まず私が最初に思い描いていたデザインのイメージは、おそらくご多聞に漏れずですが、ピカソみたいな芸術の世界でした。
これが俺の作品だドヤってイメージでした。
でも全然違いましたね。デザインって違うんですね。
ど素人だった私はまず「デザイン」でググりました。
Wikipediaさんが出てくるではありませんか。
そこには定義がこう書いてありました。
そうなんだ、人のことを考えて目的を達成させることがデザインなんだ!と目から鱗でしたね。
俺を見ろドヤ!じゃないのね。。
これを見た時、いろいろ考えさせられました。
デザインなんてカッコいいことはもちろん今までしてこなかったけど、そもそも自分は人のことを考えながら目的を達成するなんてことをしてきたかな?
昔々学生時代に、まだ世の中にブログなんてものが無かったころ、ブログ的なプログラムを書いてはインターネットで公開してたことがあるのですが、あの時も人のためとか目的とか考えずに作ってたな、あの時はきっと俺を見ろドヤ!だったんだろうな、と思い返してしまいました。
(つまり、私は芸術家だったってことですね!笑)
じゃあ今を振り返って見てみると、自分を含めてですが、企業で働く方々が人のため目的のために業務に取り組めているかと言うと、意外に色々な理由でこの観点が抜け落ちていることが多い気がしています。
多忙が原因だったり、物事の全体像が見えずに部分最適に走ってしまったり。
システム開発もそうですよね。
お客様の要件通りにシステムを設計し、開発し、テストし、お客様に納品し、でもこのシステムを使うエンドユーザのことや、システムが存在する目的のことを考えながら自分は働けてたかなと言うと、プロジェクトの歯車になってしまい、そこまで高い目線では働けていなかったかもしれません。
システムエンジニアの方ならこの気持ちきっとわかるはず。
そういうことか、だからデザイン思考ってやつは昨今流行っているのだな、と気付きました。
遅いですね、はい。。
我々Tangityのミッションに「We humanize complexity」というものがあるのですが、直訳すると複雑なものに人間味を与えるって意味なんですが、私はやっぱり最近は世の中がどんどん複雑になっていており、人は物事の本質を忘れがちになっていってるように思えるんですよね。
そんな複雑にこんがらがっちゃった毛玉みたいな物をときほぐして、人間的な温かみのある物に変えていくという営みはこの時代に必要だと思い、そんな思いでTangityはお仕事しています。
私が作ったミッションじゃ無いんですけどね!
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