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プロダクトデザイナーの私がサービスデザイナーを志したワケ

こんにちは。NTTデータのデザイナー集団「Tangity」で、サービスデザインをやっているTakahashiです。
表題の通り私は昨年12月まで、とある事業会社でプロダクトデザイナー(インダストリアルデザイナー)として働いていました。そんな中、色々な製品開発経験を通じてデザイン領域の変化と拡大を感じ、思い立って転職活動を始め、今に至っています。そこで、なぜ私がサービスデザイナーを志したか、なぜTangityなのか、をお話しさせていただければと思います。

サービスデザイナーを志した理由


理由①:広義のデザインに挑戦したい


世の中はVUCAな時代と言われはや何年も経ちますが、その時流を前職でひしひしと感じていました。
前職は特定の製品・アイテムの中で、世の中を豊かにするものを考え創り出すことに注力してきました。しかし、なかなかそれだけでは解決できないこと、本質的に望んでいる姿の実現ができていないのでは?と感じていました。ユーザーが求めることを製品単体のソリューションだけで見出し優位性を導くことは難しく、取り巻くサービスと共に提供されることで受け入れられるものとなっている、と気付いてきました。
DX化が進む世の中、サービスという観点で、有形無形に関わらず、広義のデザインの力で何が創り出せるのか?それを挑戦したいと思ったこと、それが志した理由の一つです。

理由②:上流から考えていたい


前職ではプロダクトデザインだけでなくマーケティング部門において製品企画や販促支援も行っていました。
そこで感じたのは、良いプロセスを経て進む開発では良いデザインは生まれやすい、ということでした。何事もデザインする上で、「そうあるべき理由」に「なるほど!」感があるものに対して、私は良いデザインだなと感じていると気付きました。
そのような、理にかなった(make senseな)デザインをするためには、多方面に深い理解が必要です。サービスデザインのプロセスにおいてはトレンドやビジネス、ユーザーやステークホルダーなど色々な視点で物事を捉えることが必要です。それら一連の流れは私が考える良いデザインの実現にとっては、非常に大事なものだなぁと感じました。
良いデザインを生み出すために、モノごとを上流から考え取り組んでいけるサービスデザインは私にとって魅力的に映りました。

なぜTangityなのか?

そんな中私がTangityを選んだ理由、それは「手触り感」という言葉です!
Tangityという名前は、実体があることを意味する「Tangible」が語源になっています。
私はこれまで工業製品をデザインするために手を動かして絵を描いたり、模型を作るために切ったり、貼ったり、やすったりして、スケールや使い勝手、審美性、安全性を考えてきました。フィジカルプロダクトをデザインしてきた私にとって、手触り感という親しみのある言葉にビビッと来たのを覚えています。
「より一層無形化・複雑化するデジタルビジネスについて、人にとってわかりやすく手触り感のあるものを作り上げていく」
Tangityの語源からくるこの文章、いい言葉だなぁと今でも思っています。

以上、なぜ私がサービスデザインを志したか、なぜTangityなのか、のお話でした。きっと同じ悩みを持つ方、世の中にいらっしゃるのでは…?そんなあなたの何かの参考になれば幸いです。
まだまだサービスデザイナーとしてのキャリアは始まったばかりですが、誰かのために、何かのために、いろいろめっちゃ考えて、導く!というデザインの本質は変わらないと思います。これまで培った経験をTangityに還元しながら、自身も高められるよう、日々精進!日々成長!で頑張っていこうと思っています!

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