イギリス人の料理はなんであんなにひどいのだろうと改めて思った件。
最近「ニュー・トリックス」というBBCの刑事ドラマをアマプラでみている。現地では14年だか15年だかつづいた人気のドラマであった。
シーズン3の7のアイスクリーム屋の争いの話をみはじめて、冒頭にでてきたのがこれだった。
![](https://assets.st-note.com/img/1666950160152-gRLHGMZZlA.png?width=800)
ドラマの画面では小さいので、なにか生の魚とゼリー状のまざったもの、としかわからなかった。しかしセリフに「オールドロンドンの味が消える前に食べよう」というのがあって、古いロンドンの味なのか、と調べたところ、ジェリードイールだとわかった。日本語ではウナギの煮凝り、かな。
ウナギをぶつ切りにして煮て、さますと身からこのゼリーがでてくるらしい。あまりうまそうにみえない。
登場人物も一人がうまいから食え、というだけで、他の連中はみな「とても人間の食べ物に見えない」とかいってドン引きしてるので、イギリス人にしてもかなり好き嫌いはありそうだ。
インターネッツでこれを食べたかたのブログなどを探したが、まず、日本人はだいたい食べ残しているな。そりゃかば焼きのうまさを知っている日本人だ。ウナギをこういう料理にされても困るだろう。
代表的なかたの食後の感想を載せておきます。
前RT: 様々な問題を抱えるイギリス料理ではあるが、このウナギのゼリー寄せは夜中にうなされるほどトラウマになっている一品。もしこれをまた食べなければいけないというのであれば全力でウナギを絶滅させに行く。
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) July 29, 2014
あのスターゲイザーパイといい、イギリス人は料理についてはいっさい発言権がないということにしよう。
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