牛丼屋もコンビニもすでに多国籍企業になっている。

地元の駅前にある松屋にはよく行くが、店員さんはいろんな肌の色の人がいてたのしい。先日は新人のアジア系女性に、先輩の中近東系の女性が仕事のすすめ方を日本語であれこれレクチャーしている現場に遭遇した。
そのときはお弁当をテイクアウトしたのだが、新人さんがなにか私にいいながら渡してくれたのがよく聞き取れなかった。
「え、なんですか」
と聞き返すと、後ろで見ていたパイセンのベテランが「ドレッシングとかついてませんので、そこからとっていってください」とすぐフォローに入った。なめらかな日本語であった。

近所のコンビニもやはり多国籍軍が多い。彼らもふつうに日本語で業務をこなしているから、優秀だと思う。私がスリランカにいって、地元のコンビニでシンハリ語でお客さんに応対できるか。できない。

ただ一方でその多国籍軍すら撤退のきざしもみるのだ。仕事場があって月に一度いく赤坂にセブンイレブンがある。そこはかつてはやはり多国籍軍の活躍する現場だったのだが、レジを1台をのぞいてすべてセルフレジに置き換えてしまった。その結果、店員さんは激減し、日本人の姿しかみえなくなった。
人手不足でたくさんの外国人が日本人相手のサービス業に進出したが、さらにもう一段階すすんで、人手が省かれる時代になりつつあるということだろう。

ファストフードはなかなかロボットにしにくい仕事だからまだ多国籍軍はがんばれるとは思うが。

と書いたら、ファミレスで猫ロボが活躍しているというツイートがあった。もうそういう未来がきているんだね。

これかー。


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