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ころころと真ん丸の紅茶、CTC

紅茶を分類する仕方として産地があります。
ダージリンとか、ニルギリとか、アッサムとか、ウバなど。

産地以外の分け方もあって、例えば茶葉の形状。

チャノキの葉っぱのシートの形状が見える形で残るオーソドックス製法だと、大きい方からオレンジペコー、ブロークンオレンジペコー、ブロークンオレンジペコーファニングスといった具合に分けます。

オーソドックス製法ではなくて、クラッシュ(つぶして)、ティア―(引き裂いて)、カール(まるめる)する製法があります。

どんな形かと言えば、ころころと真ん丸で小さい粒。
室内で誤って床に落として、裸足で歩いて踏んだら、いたっとなるくらい小さな形状です。

紅茶のいれ方自体は、オーソドックス製法の紅茶と同じ。
でも、味も香りも小さい粒々で出やすいので、ティーカップ三杯分のお湯だったら、嵩を少なくティーメジャーで摺り切り二杯になります。

温めたミルクピッチャーに牛乳をいれて。

ぐつぐつの熱湯をポットに入れて、ティーコージーをかぶせます。

キレイな赤い水色ですねー!

カップ三杯目は、ずいぶん水色が濃くなりました。
ミルクをたっぷり加えて、ミルクティーにしていただきました。

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日本茶、紅茶、まなび合いの茶の間「種ノ箱」。 種ノ箱は、昭和三十年代に建てられた大阪玉造の木造長屋の中にある茶の間です。 四畳半のたたみと三畳ちょっとのキッチンがついた和室で、紅茶と日本茶のゆるいセミナーをやってます。