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私の”タネノチカラ”~うらちゃん編〜

こんにちは。
新入社員の占部はるかと申します。タネノチカラの方々にはうらちゃんと呼ばれております。よろしくお願いします。
タネノチカラで過ごすこと約半年。せっかくですのでこの半年間で私がタネノチカラについて感じたことをお伝えできればいいなと思います。拙い文章だとは思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

「全部が不思議」
私がこの半年間タネノチカラで過ごして感じたことは、人も場所も全部が不思議でわからないけれど楽しいということです。

まず、タネノチカラのメンバーは個性派ぞろいです。
個人的にすごいなと思うのは、個性が強いのにお互いの個性がぶつかることなく補い合っていること。みんなが自分の得意分野を活かし、まるでパズルのピースのようにぴたりとはまるメンバーであること。このメンバーが集まったのはある意味奇跡みたいなものだなと思います。

それから、Seedbedという場所。様々な生き物がお互いに影響しあって持続可能な場となるSeedbedですが、個人的には難しい話を知っていても知らなくても不思議と気持ちいい場所であるところが、すごいところだなと思います。誰でも受け入れるし誰でも楽しむことができるあたたかい場所。そんなところで個性が強いメンバーに囲まれ、毎日楽しく過ごしております。

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「農」
タネノチカラではあえて「農」という表現を用います。私は大学で農学部に在籍していたのですが、「農業」という言葉になんとなく違和感を持っていました。なぜ「農業」という言葉に対して違和感を持っていたのかはうまく言葉にできないのですが、タネノチカラで「農」という言葉を聞いたときにこれだと思いました。

自分たちは農家ではない。売るために作物を育てているわけではない。ただ、みんなで作物のお世話をしてみんなで収穫して感想を伝え合う。もちろん、農業はとても大事な産業であることは理解しています。ただ、そんなタネノチカラの考え方が私個人にはぴったりはまったので、タネノチカラの一員になりたいと思い、志願して今に至ります。

農地での作業は、天候や作業をするメンバーの人数、優先順位によって臨機応変に変わります。作業内容は毎日違うし、わからないことも多く、基本ハードな作業ばかりです。でも、どんなしんどい内容でも、タネノチカラのメンバーのおかげで、楽しく作業ができます。
半年間肉体労働を頑張ったおかげで、最近「新入社員の女子の中ではうらちゃんが圧倒的に1番力あるよね!下手したら力がない男子より強いんじゃない?」と言われています。

メンバーは個性的、作業も毎日変化するし、わからない上に基本ハード。
パーマカルチャー、農、デザイン、建築...様々な要素がたくさん組み合わさり、共創し循環し多様性を生んでいく、難しいことはまだよくわかりません。でも、全部わかりきってるなんてつまらない。わからないからこそたくさん考えて、考えるからこそ成長できる。幸いタネノチカラは、わからない自分を受け入れ、見守ってくれる場所です。そんな不思議であたたかい場所で、のびのびとたくさんのことを吸収して成長していきたいなと思います。

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知らないうちに染みついた現代の「あたりまえ」を見つめ直し、安心して子どもを育める“持続可能な社会”をつくりたい。 全く性質の異なる、都会にいた4名が淡路島に移住し、共感者と共に「食と健康」をテーマにしたプロジェクト(#seedbedプロジェクト)を始動。