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今のジャニーズJr.の活動って、質より量⁈(Jr.のドキュメンタリー番組を見て思ったこと)


4月11日にNHKにて放送された、「100カメ 関西ジャニーズJr.」を視聴してあれこれと勝手に思うことがあったので纏めたい。

ちなみに先に断っておくが、「お前、どの目線で言ってるんだよ?」というツッコミが来そうだが、それは自分が一番指摘したいことである。
何故、30分の番組を見ただけでここまで勝手に持論を展開してしまうのか、自分でも不思議である。
ただのジャニオタ大学生の戯言だということを承知していただきたい…。

「100カメ」を見てただひたすら感動

「100カメ」というのは言わばドキュメンタリー番組で、今回は関西ジャニーズJr.が出演するライブの裏側密着という特集だった。
私はRIDE ON TIMEなどのドキュメンタリー番組を見て、ジャニーズの”リアル”を見るのが好きなのだが、今回の「100カメ」という番組は文字通りリアルを覗き見できるような構成だった。
凝ったナレーションもなく、洗練された雰囲気に仕立て上げる編集もなく、彼らが普段どのような活動をしているのか、ありのままを映しており、厳しい指導を受けている場面なんかもあった。
そこで目の当たりにしたのは、彼らが想像以上に短く限られた時間の中で、体力的にも極限の状態で人前で見せられるパフォーマンスを準備しているという実態である。

もちろんジャニーズjr.はこういうものであるというのは既に知っているが、改めてこの実態を見て単純に「え…すご…」という言葉しか出てこなかった。

・単独公演や先輩のバックにつく公演も合わせ、1か月で40曲以上の振りを覚えるらしい。
・Jr.もスタッフも「本番までに間に合わない」がガチそうだった。見てるこっちが勝手にヒヤヒヤした。(お節介)
・手を抜かずに全力で踊る7時間の練習だけでも大変そうなのに、その前後にきっと学校やら他の仕事があると考えると、、、体力的にも精神的にもかなりの負担があるだろう。
・そして、当日も9時間半のリハーサルを経て、いざ本番。

彼らはそんな苦労を1mmも感じさせることなく、全力!元気!笑顔!というジャニーズjr.のあるべき姿をステージで見せてくるのだ。

本当に同じ人間とは思えないほどハードに頑張る姿を見て、尊敬というか、なんというか、
もう「なんも言えねえ」

しかし、ただ尊敬しただけでは終わらなかった。(何様?)

本題

(番組では関西Jr.のみ扱っていたが、ここからは東京Jr.と関西Jr.に共通してを言えることを述べていく。)

(研修生やまだユニットに属していないJr.ではなく、既にユニットが組まれているJr.を想定してほしい。)

簡潔に言うと、ここ数年のジャニーズJr.の活動って「質より量」が過ぎるよ…と思ってしまったのだ。

コンサートに立つことがメインというより、様々な仕事の合間でギリギリのスケジュールでコンサートに出てるのだろうな…と想像してしまう。

おそらく「経験がものを言う」のモットーが主軸にあって、とにかくどんどんステージに出させる。
どんな仕事でもやる。
もはや最近のJr.ユニットはデビュー組より忙しそうだ。
先輩のバック、自分達の単独のステージ、バラエティー出演、ドラマ出演、舞台、YouTube、冠番組(一部のユニット) その他諸々…。
まあ仕事量はユニットによってかなり差異はあるだろうけれど。

彼らは一つ一つの仕事に全力で挑んでいるはずだ。
けれど、全体像として見ると、彼らはデビュー前にして与えられた大量の仕事を「こなしている」ように見えてしまうのだ。
彼らにとってゴールでもありスタートでもある「デビュー」は果たしてこの先あるのか分からないまま、それなりに世に出ている状態で「質より量」の活動を絶え間なく続けていては、ユニットとしての成長は、徐々に、徐々に、すこ~~しずつのものになってしまうだろう。
要は、スピード感に欠けるのだ。
(あくまで個人的見解)

また、YouTubeやISLAND TVなどJr.だけのコンテンツが充実しているように、一昔前に比べて現在のJr.は誰かに見てもらえる機会に恵まれている。
ただ、恵まれすぎた結果「二度と来ない絶好のチャンス」や「後で振り返った時に、ターニングポイントとなるであろうもの」が自分達でも分かりにくくなってしまっているのではないか。

ジャニーズの売り方として「成長過程」をも売ることが特徴的である。
Jr.ファンは成長段階を見守ることによって、「私達が育てた」感覚…は流石に言い過ぎだが、「推しがファンと共に育っていく」感覚を味わうことができる。

だから、別に完璧な状態になってから世に出ろと言う訳ではない。
しかし、かなりパフォーマンス重視の傾向にあるアイドル戦国時代の今、彼らには徹底的に土台を固める時間というのが足りないように思えてならないのだ。
数多く与えれる仕事も、世間で認知度を高めるというよりは既存のオタクが満足するという形で終わってしまう。

まあとやかく言っているが、デメリットも少しあるよね、という程度の心配である。

そして、比較的ずっとスポットライトを浴びているユニットには、本当に前に進んでいるのか実感しにくい時期もある。
あえて特定のユニットを挙げることはしないが、グループとしてある程度「完成されている」といえる状態に到達したら、その後2~3年くらいは特に勢いやクオリティが変わらない、話題性に欠ける…など劇的な変化が見えにくいなんてことがある。

不意にあるJr.グループを発見し、「Jr.なのにこんな完成度高いのか…!」と感動しながら沼っていき、1年~2年くらいは見守り続ける。
しかし突然、「あれ、この子達、今も勿論凄いけれど、一目惚れした時の完成度から更新されていないような気が…この先の変化が見込めない…」と冷めてしまうことがあった。
個人的な癖で、大変申し訳ない。

でも、久々にその子達を見る機会があると、「あれま!いつの間に!見ないうちにめちゃめちゃオーラに磨きがかかっている!」と驚く、なんてことが度々ある。
言うなれば、いつも一緒にいる家族に身長や体型の変化を指摘されることは少ないが、久々に会う親戚に「大きくなったね~!」や「痩せた?」など大きな変化を指摘されやすい、みたいなことだろうか(誰にも伝わらない例え)

成長は少しずつでも、必ず「おっ」と思わせるタイミングはやってくるから、それまでひたすら待つしかない。
Jr.を徹底的に推すって結構根性がいることだな、と個人的には思ったのだ。

逆に、ずっと陽の目を浴びてなかったJr.達が急に現れ、並大抵ではない覇気やパフォーマンススキルの高さで圧倒し始めるのを見ると、これぞJr.の醍醐味!!!と興奮。
苦労人が多いグループほど、急に勢いづく、なんてことが結構ある。
そういうグループに目が行くタイプの人も多いだろう。

推しグループの進化や変化が見られなくとも、ひたすらに応援し続けるのが好きな人もいれば、どんどん進化していく姿を見せてほしい、刺激が欲しい、でなければ飽きてしまう、という人もいる。
推し方のスタイルは人それぞれなのでね。

飽き性の私でもなんだかんだずっと応援しているグループがSexy Zoneであり、ファンになった時には彼らは既にデビュー3年目だった。
なので、デビュー組の推し方はマスターしている(?)一方で、Jr.に関しては未だに推し方を上手く掴めていない気がしている。
数年前からJr.もしっかりと見るようになったのだが、先述した通り、ハマっては、冷めて、またハマって…という状態に陥りやすいので、結局その時のお気に入りユニットを緩く応援する、基本的には色んなユニットを幅広く見て「皆違って、皆良い!!」を全力で実感するというスタイルに落ち着きました。(特殊)

ここまで戯言が長々と続きましたが、じゃあジャニーズJr.の活動形態はどうするべきか?なんて論点は提示しません。
生産性のなさすぎる文章だけれど、別にレポートでも論文ではないのでね。

もう、私の心の中のイノッチ大先生は「みんなデビューさせてあげたい!!」と叫んでおります。

「みんな、幸せになってくれ」 
これに尽きる。


追記

Twitterでは書ききれそうになかったので、思い付きでとりあえずnoteに書きました。本当に読みにくい文章だったと思います。
(適宜加筆修正していく予定)

それでも読んでくださった方、ありがとうございます。
あなた、そしてあなたの推しに、幸せが訪れますように!

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