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『100人100通りの働き方を目指す』いちマネージャーとして大事にしたいと思った3つのポイント

今回はサイボウズ式編集長 藤村さんの著書『未来のチーム』の作り方を熟読しました。

まず、わたしはチームが大好きです。仕事で一番嬉しい瞬間はチームで仕事をした際に、出来上がりが自分の想像を超えた時。自分だけではなし得ないことができるチームが私は大好きです。

そしてサイボウズが提唱する『100人100通りの働き方を目指す。その上で同じ理想に向かう』というチームワークは私としてもぜひとも実現したチームのあり方です。本書ではその実現手段がたくさん紹介されているのですが、その中から特に大切だと思った3点を紹介します!

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⑴ それぞれが自分の価値観を持つ

100人100通りの働き方を目指す=それぞれの自分らしい働き方を尊重し合うということですが、これは裏を返すと「自分はどうあるべきか」をちゃんと自分自身で考え自立しなければならないということ。つまりそれぞれが自分の価値観を持つことが欠かせないと思います。

https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m001284.html

こちらのサイボウズの記事では書かれていますが、自立って言う易しですが結構難しいですよね。ただ、働き方や生き方を考える上で「個人の自立」は欠かせない。

だからリーダーは良いチームを作るために、まず自分自身が自立していて個人やチームの理想とする「ありたい姿」を掘り下げていく必要があるということでした。

「ありたい姿」を掘り下げるには1つ1つの仕事で心のフィット感を大切にすること、そして社内で見つからないなら外でも探す(副業とか)ということで、わたしはチームメンバーと一緒に目下挑戦中です!

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⑵ 心理的安全性を確保する

『それぞれの自分らしい働き方を尊重し合う』ために一番大切だと感じたのが心理的安全性を確保することです。⑴の自分の価値観を持っていてもチームや仕事でそれを出すことができなければチームの成果には結びつきません。

では心理的安全性を確保するためにリーダーは何をすべきなのか?
1つ挙げられていたのは『自分に対しても、他人に対しても素直であること』。当たり前ですが、リーダーだからって全部できるわけじゃない、苦手なことやわからないこともある、そんな自分に素直に向き合って、他人の言葉にも素直に向き合う。サイボウズには立場が上の人ほど他人に素直に耳を傾ける姿勢を徹底しているみたいです。

もう1つ紹介すると、オープンであることもとても大切。
サイボウズ式の編集部はリモートワークなど本当に様々な働き方が混在しています。その中でも情報格差を作らないようにとにかく情報をオープンにすることや、ツールの活用などコミュニケーションの工夫によって、メンバーが不透明性や不公平感を持たないような仕組みをつくっていました。

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⑶ 質問責任+説明責任

最後に、大切だと思ったのが『質問責任+説明責任』です。
『自分の価値観を持った』、『自分の価値観を主張できるようになった』として、『同じ理想に向かう』ためにはお互いを本当に理解し合っていないと難しいと感じます。その時に、大切になるのが『質問責任+説明責任』の考え方だと思いました。

これは"もやもや"していることがあれば必ず質問すること、質問を受けた人は必ずそれに回答すること。というサイボウズ大切にしている考えです。

働き方が多様になったり、それぞれが自分らしくある上で、かならず価値観の違いはでてきます。ただ、その面倒を1つずつ乗り越えていくことでチームは強くなります。その循環を作る上で、この『質問責任+説明責任』の文化は非常に大切なポイントだと感じました。

関連して、多様性を受け入れる上で非常に良いと思ったルールがもう1つ。『希望+宣言+実態の一致』ルールで、「私はこういう生き方がいいからチームに対してこんな時間、こんな場所でコミットする」と自分の希望を考え宣言する。実際に実行して宣言とズレが生じれば逐一働き方を見直し、またチームに共有する。というものです。

『同じ理想に向かう』ためにお互いを理解し合う。そのためには、一人ひとりが自分の働き方を説明することも大切なポイントだと感じました。

以上、サイボウズ式編集長 藤村さんの著書『未来のチーム』の作り方を熟読して、わたしがいちマネージャーとして実践していきたいポイント3点でした。

わたしもサイボウズばりに働きやすいチームを目指して頑張ります!


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