ついに、肉まんの日
ついに、ついに待ちに待った肉まんの日。
「パンの会」なるものを、去年からはじめた。
「さあ、先生、教えください!」
というように、先生が生徒に指導するという教室じゃなく、パンを食べるのが、つくるのが好きな人たちが集まって、あーだこーだ話しながらパンを作れるような、そんな会ができたらいいなと思った。
こどもたちやパパなんかも、自由に一緒に来て、作るとこを見ててもいいし、外で遊んでてもいい。
わたしは肉まんが超絶好きで、中でも秋に作る肉まんは、少し冷たい空気もあいまって、最高だと思っている。
赤い印はビーツを乾燥させ、粉砕してフードプロセッサーで粉にし、水で溶いて使う。
(粉砕の過程、めちゃくちゃ咽るのでマスク必須。)
肉まんはパンに入るのかどうかはさておき、募集をかけ、仲間をゲットし、いざ!!
今回は、白菜豚ひき肉のシンプルな肉だね、
キャベツ、甘辛に味付けした板麩にごま油をまとわせべじだね、
あんこを炊いてあんは三種用意した。
ひだをつくる過程が、おもしろくもやっかいだ。
「つけたひだが消えるー」
「内側にひだができるのなんで」
とか、手の位置や指の動き、角度。なかなか言葉では説明できない。
やっぱり、一緒にやることに意味がある。
ほとんどの方が初めて。結局120個ほどを包み、蒸して、包み、蒸して…
子どもたちがおなかいっぱいになった頃、無事肉まんの会は終了。
野菜まんは、あんにまとまり感がないから難しい。木の葉型に。一番人気だったかも。
あんこは、うさぎやハリネズミに。
だってうさぎ割って肉でてきたら、ちょっとあれだし…。
粉からつくるって、けっこうめんどくさいし、初めてだとなおさらおっくうになり、ハードルは上がる。
でも、みんなでつくると楽しいし、温かい。失敗しても笑えて。
めちゃくちゃ蒸気もふりまき、うるおい、秋のよき会になりました。
また来年。
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