(8) コロナ禍での、ドイツ就労ビザ申請経験後編

今日はドイツ大使館での就労ビザ申請について続きを書きます。コロナ禍の中でいろいろイレギュラーなこともあると思うのでよければ参考にしてください。

最近はこちらでのグダグダ生活について誰得なブログ書いてましたが、やっとやる気が出ました。

🙄 ドイツ大使館でのビザ申請当日

ビザ申請の予約時間が朝8時だったので、すごく早起きして広尾にあるドイツ大使館に行きました。早くつきすぎて、入り口で追い返されたので、近くのセガフレードで時間をつぶしました。

時間の10分前になったら戻って来いと言われたので、そのくらいの時間に戻りました。入り口では、予約があることを証明して、パスポートかなんかを見せた気がします。その後、ロッカールームのようなところへ通され、携帯を没収されました携帯持ち込めないので、必要なデータは全部紙に印刷したほうがいいです。

銀行窓口のような待合室には人っ子一人おらず、カウンターも空いていなかったので、そこでひたすらカウンターが開くのを待ちました。孤独だし、携帯ないから時間わからないし、本当にその場所であっているのか誰も教えてくれないので不安で仕方なかったです。このアポイントメントを逃したら、三ヶ月くらいアポイント取れないので、本当にドキドキしました。

10分ほど待つと、ようやくカウンターが空き、そこで大使館の人と申請作業が始まりました。まず申請書類を出すと、なんと「あなた多分ビザ取れないと思いますよ。でも一応見てあげますね。」と言われました!!!!

😨

ビザの申請条件については、前回のブログにも書いたように、かなり曖昧に書いてあるので、私も100%自信がなく、もうドイツいけないと思いました。

でも一応確認してくれるというので書類を全部提出して、そこでぼーっと待つことにしました。

担当の人が帰ってくると、意外とあっさり「あ、多分ビザ取れるかもしれません」と180度違う答えが帰ってきました。けっこうテキトー。理由は、日本の大学だけでてたら取れないけど、ヨーロッパ(イギリス)の大学院を卒業しているからオッケーとのこと。(イギリスはヨーロッパじゃないので正確に言うと言ってること間違ってる)

この時は不安からの安堵で唖然としていたので、なんでヨーロッパの大学を卒業しているとドイツのビザ習得に繋がるのか聞くのを忘れました。でもなぜかヨーロッパの学校を卒業していると簡単にビザが取れるらしいです。この時生まれて初めて、人生において全く役に立たなかった修士号が役に立ったのでその事実だけでかなり満足しました😇(日本に住み続けるなら、修士号は全く役に立たないし、むしろ就活に不利らしいのでオススメできません。)

これがコロナ期間限定のことなのか、常時そうなのかは私にもよくわかりません。

でもよく考えたらそんなことで入国できるできない決めるなんてひどいよね。

あと、会社の人が、念のためって言って、なんで日本からこの人を輸入しなきゃいけないのか、手紙を書いてくれました。これは、必要書類のところには書いていなけれど、もしかしたら役に立ったのかもしれません。

必要書類の中で、唯一学士の卒業証明書の原本が間に合わなかったので、それだけ後日郵送するという約束をして、大使館をあとにしました。もし、必要書類が間に合わない人、それでも絶対大使館の申請予約をキャンセルしないほうがいいです!申請予約、全く取れないので!!!

「ビザがいつ出るか全く検討もつきません」と言われつつも、早く発行されることを祈って、大使館を去りました。

⏰ ビザ発行待ち期間

その後、間に合わなかった書類をレターパックで郵送し、待つ日々が続くかと思いました。この時点で6月最終日くらいだったと思いますが、2ヶ月あればさすがにビザ出るだろと勝手に予想して、新しい会社での就業開始日を9月頭に設定し、契約書にも、開始日を9月1日と書いてもらっていました。

そしたら、ビザ申請から10日後にもうビザでた🙄脅されていた割には、けっこうすぐにビザが出たので、拍子抜けしました。でも、すぐ出ると言われて出ないよりはよかったので、結果たすかりました。

コロナでこの時点で、日本からの渡航者のドイツ入国は許されていませんでした。そのため、飛行機に乗れるのかもわからなかったのですが、大使館に質問すると、「就労ビザを持っている人は入国できる」とのことでした。これも、コロナ渦ならではの、ワーホリと就労ビザを比べた時の一つのメリットでした。

ちなみに日々変わるコロナ情勢に関しては、ドイツ大使館のツイッターをチェックしていました。ドイツ大使館のツイッター情報早いしけっこう面白い。ドイツに興味がある人はフォローしてみてもいいと思います。

✈️ 渡航準備期間

ビザが出てから渡航までは2ヶ月弱ありました。それまでにやったことは、

🙇 前の会社に退職願を出す
→あたり前ですが、日本の会社を去らなければならなかったので、ビザが出た瞬間に退職について報告しました。アットホームな会社なので、応援してもらいました。


🏢 マンション、携帯、インターネット、ジムなど解約
→私のマンションは30日前に解約する必要があったので、すぐに解約の知らせを入れました。この辺の解約系は早め早めに動いておいたほうがいいです。

✈️ 航空券の予約
→航空券の予約は、コロナ中にドイツに帰国したい人用の片道切符をルフトハンザが売っていたので、それを購入しました。他の航空券の値段が爆上がりしている中、ドイツ人のための航空会社ルフトハンザはけっこう良心的な値段のチケットを販売してました。(片道で10万くらい。普通に考えたら高いけど、コロナ期間中は馬鹿みたいに飛行機高いので、安く思えた。早めに航空券探したほうがいい)

私は当時ドイツに全く興味がなく常識もないので、ルフトハンザと言う航空会社について全く知らなかったですが、ドイツ人が大好きなかなり信用の高い航空会社みたいです。日本でも有名なのかな?😂

疲れたので、具体的な渡航準備や他のトラブルなどに関しては次の記事に書こうと思います🙆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?