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高年収を狙える?だが断る!

目の前にぶら下がったニンジンよりも、自分の軸を大切にしようという話。

ありがたいことに、私はヘッドハンティングのお誘いを頻繁に受けます。
そんな数あるヘッドハンティングの中でも、今回は衝撃的だったお話を。

前提として、その会社からいただいた条件は下記の通りです。

・年収2400万円+社外取締役役員報酬
・業務内容は人事労務まわり
・勤務は8時間拘束で3年間

業務内容の詳細としては、社内研修として「御社のおもてなしについて社員に語ってほしい」とのことでした。

ここまでであなたはどう感じましたか?

「高収入だけど、やることないじゃん」
そう思った方は正解です。

条件を聞いたとき、私はこう思いました。
「暇な時間を増やしてどうすんの」
「お金をもらって暇なんて無理」
「3年後の自分自身が成長でなく衰退している未来しかない」
「ぬるま湯に浸かり先が見えなくなる」
「人生衰退してしまう」

社内研修として、私の信念や経営について話すことは構いません。
しかし、毎日8時間会社に拘束されながらやることではありませんよね。
やり方ならほかにいくらだってある。
年に数回スポットで依頼してもらう形でも良いですし、会社でセミナーを企画して参加してもらう方法もある。

にもかかわらず、「毎日8時間拘束の常勤」が私にとっては不思議で仕方ありませんでした。

年収2400万円は金額だけ見ると、確かに魅力的でしょう。
しかし、業務内容がぼんやりした状態で8時間も時間を奪われるのであれば、私にとっては苦痛でしかありません。

8時間あれば本を読んで勉強ができる。
8時間あれば様々な商談ができる。
商談の中には年収2400万円以上の価値を持ったビジネスチャンスがある可能性だって十分にある。
心躍る出会いがある可能性だってある。

そう考えると、年収2400万円以上もらえるとしても目的もなく過ごす8時間は、時間をドブに捨てるようなものです。

この思考のポイントは「自分の軸を元にものごとを判断する」という点です。

とりあえずお金が欲しい人や、生きていく中で目標や目的を持っていない、いわゆる「軸がない人」にとって今回のヘッドハンティングはまたとない好機でしょう。

しかし、私の場合は「自分の軸」を元に状況を判断します。
そのため、お金ではなく「自分の思想や行動にとってベストな選択か」という判断基準になります。

今回声をかけてくれた会社の考えとのミスマッチはそこにあるのではないでしょうか。

目先のお金をとれば、その時点では懐が潤い、自尊心を満たすことができます。
しかし、自分の軸を元に他の選択肢に手を伸ばせば、本当に価値があるものを手に入れたり、結果的に今よりもはるかに高い収入を得られるようになります。

目先のお金ばかりでなく、自分の軸を大切に過ごしましょう。

著者CEO小林  編集田中

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