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酷暑に参って思いついたこと


  タイトル写真は暑さにめげず、毎日咲いてくれる庭の桔梗さんです。昨年種を蒔き今年二年目の株です。6月くらいから咲きはじめ、秋の七草と言われるように8月から9月まで咲いてくれます。発芽した桔梗の株は紫色の花が一株、他の株は白花です。韓国ではトラジといい、太くなった根っこを食用にするみたいですね。白桔梗(ペクトラジ)は美しい娘の悲しい伝説で有名だそうです。

  さて桔梗の強さとは真逆に、私は昨日すっかり暑さに参ってしまいました。「今日の暑さを乗り越えたら少しずつ涼しくなっていくよ」とパートナーつりお君は仕事(農業)に出かけていきました。

  しかしながら暑い。しかも湿度も高い。午前10時を待たず私はヘロヘロになりました。息苦しさは半端ありません。いつもより早くクーラーを入れ休憩に入りました。厳しい暑さが長く続く今年の夏。今が夏の疲れが噴出してくる時期なのかもしれませんね。体のあちこちがいつもより痛いし、たいした家事もしていないのに朝から疲労困憊。

  この暑さが毎年続いたら私はこれ以上生きていられるだろうか?数年前大病をしたとき、生還できないかもしれないと思いましたがそれと同じような気分になってしまいました。「それもしかたない。受け入れよう。」いろんな経験をさせてもらい、幸せな人生だったから。

  それにしても生きていくのは痛いなあ~辛いなあ~。農業に釣りにと活動的なつりお君に比べ、3年前に大きな手術を3回もした私は、かなり弱いです。私が先に死ぬ確率は高かそうです。
  
  弱弱しくそう思った時、朝ドラ「虎に翼」のワンシーンが突然浮かんできました。寅子と航一さんが「結婚のようなもの」をスタートするときに交わした「遺言書」のシーンが!

  「遺言書」書いちゃおうか!私も。
別に財産をめぐって「ど~のこうの」ではなくていいじゃないですか。もちろん自分の死後に気になることがあれば「こんな感じにしてね」と希望を書くのは基本ですね。法務局には「私がこの遺言書をかきました」と原本を届けて保管してもらう。あくまでも誰が書いたかが解るだけの保管制度。これは何っていったけ?

  「自筆証書遺言書保管制度」
  保管の申請は1通につき3900円。
 
  「遺言書」って私にはなんだか遠い世界の話だったけれど、いきなり身近な存在になりました。朝ドラ効果?

  帰宅したパートナーつりお君も昨日の暑さにはかなり参った様子。一方ぐったりしていた私は気合が入っていました。私の話を聞いて「あ~ そうかい。」とお疲れのつりお君。私が先にあの世に行く確率が高いと思い込んでたけど、こりゃ解らないわ。2人で「遺言書」を交わしましょう(^▽^)/。

  


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