理念の大事さ

昨日と今日で雇用してもらいっている会社の勧めもあり、仕事関係の研修に参加した。オンライン参加だった。グループワーク中心で、発言する機会の多い、参加型の研修であった。福祉事業に必要なサービス管理責任者及び児童発達支援管理責任者の資格の「実践研修」であった。実践研修というだけに、実践が多く、経験値が増えた感触は確かにあった。それよりも面白い出来事に出会った報告をする。

オンライン研修中に電話

僕は職場で事務的な作業も行っている。研修中に大事なメールが入り、ある関連機関が電話が欲しいと行っていると連絡が入った。僕に取って、というより事業所に取って大事な書類の申請方法を教えてくれる関連機関からの連絡であった。緊急性の高い電話であった。

あからさまに電話に出るのは良くないかと思いイヤホンをしながら電話に出た。大事な話であったので思いのほか長くかかってしまった。すると研修事務局から電話が入った。「しっかり研修に参加して」という内容であった。
どこから監視しているのかと疑問であったが、きっと画面越しに事務局が監視しているのだろう。とても嫌な気持ちになったがひとまず気持ちを落ち着かせた。

お互いの会社の理念を伝え合う機会

最後のグループワークで自分の会社の企業理念や自分の信念などを共有する時間があった。僕に取ってどんなグループワークよりもこの時間に話した内容が一番記憶に残っている。あまり他の会社の理念を聞くことがないからとても新鮮であった。そして記憶に残った理念を是非ここでも紹介したい。

とある会社の理念

手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、
ゆっくり着実に行う方が最終的に大きな効果を得ることができる。
また、冷たく厳しい態度で 人を動かそうとしても、
かえって人は頑固になるが
温かく優しい言葉を掛けたり態度を示すことによって
初めて人は行動してくれるもの。
「◯◯と◯◯」に集まる子どもたちの個の育ちを
大切に、見守り・支援していきます。

どこかの成功者の文章か

どこかの成功者が残した文章かのような理念と感じた。紹介する人は「少し長いですが、、、」と言いながら話し始め
僕は聞き入ってしまった。グループワーク後少し時間があったので「もう一度聞きたい」とリクエストしてしまったぐらいだ。

遠回りなようで遠回りではない方法の選択ってなかなかできない
手っ取り早く結果の出る方法を選びがち、僕は。
人に優しくできているかな、よく考えるのは自分も生きているだけで迷惑をかけているから、人からかけられる迷惑なんてないな、と考えるようにしている。ただ、たとえば僕の大好きなラーメンについて、見た目が素晴らしく味も美味しいが無愛想な店主のお店と、味は50点でも気さくで話しやすく、来店して話をしたくなるようなお店だったらみんなはどちらに行きますか?

僕は気さくなお店を選んでしまうんです。

とてもいい言葉に出会った1日でした。

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