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【朝渋】相手の本音を引き出す「聞き方」の極意

おはようございます。
人生100年時代に向けて《人生の質— Quality of Life —》を高める活動をしている《ライフデザイントレーナー》の丹後友里(@yuri_tango_0630)です。

昨夜寝る前にnoteを書き、今朝は今朝でまた起きてすぐにnoteを書き。
多分、史上最速の更新スピードではないでしょうか。
その差、睡眠時間+執筆時間(9時間)のみ

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なんかつい『書きたくなってしまう』んですよね、noteっていうブログサイトは。
今までいろんなブログサイトでブログ書いてみたりしてましたが、ここまでハマったのはnoteが初めてです。

そんな今朝のnoteは、昨日の朝渋オンラインのイベントレポを書いてみました。


■いい取材をするために最も必要なことは?

今回のゲストは『新R25』の編集長の渡辺将基さん。

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すごくエネルギッシュそうなイメージだったんですが実際は(朝だったこともあり?)静かながらも内に熱意を秘めた感じの印象を受けました。
私の場合、『新R25』は最近Twitterで見かけるようになったくらいでして、きっと界隈ではだいぶ前から人気を博していたんだろうなと思いながら自分の情報の遅さをそっと噛みしめていた昨日この頃。

『R25』というくらいなので25歳前後の人向けなのかなと思いこみ、30代前半の私は覗いちゃいけないのかなと勝手に思っていました。笑
(情報サイトなのでそんなことはないですし、むしろ若者や流行のトレンドとか知れて良いのかもと思うようになりました)

そんな中で、今回渡辺さんは独自の取材方法について教えてくださいました。

いい取材をするために最も必要なこと
それは
どうなればこの記事が成功するのか
というイメージを持つこと

と仰っていました。
「こうなればいいな」
という渡辺さんの想いをふんわりさせたままではなく、具体的に一歩踏み込んで考えているとのこと。

さらに私がすごいなと感じたのは、
成功イメージを自分の中に押し留めておくのではなく
取材する人にも直接伝えて『共有』してしまう

ところでした。

そして、成功イメージから逆算した質問を考え、インタビューの時に聞く。

インタビューして自分で記事書いて終わり。

そんな印象を持っていた『編集者』というお仕事でしたが、

『一緒におもしろいと思える記事を作っていく』

そんな渡辺さんの想いを聴いて、改めて渡辺さんのすごさを感じました。

また取材中の心得として、

・自分で空気を作る
  →変にへりくだると取材相手の空気に呑まれる
   その人の周辺にいる関係者に事前に取材内容や
   目的を伝えて外堀から埋める作戦。

・まずは相手に好意を伝える
  →聞きにくいこともサラッと聞けるように
   自分の中の勇気を伝える土台作り

・聞きにくいことを切り込む時ほど感じよく
  →相手に不快な思いをさせない配慮と共に
   自分へのリスクヘッジ

・縦移動と横移動のタイミングを見極める
  →話の言葉数や深堀のタイミングを誤ると
   インタビューの質が悪くなる

を徹底して気を付けているとか。
心配りというか、熱意というか、自分の仕事への強いこだわりを感じました。




■”おもしろい”とは何か?

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取材をして記事を書く際、渡辺さんは『成功イメージ』を持って臨みます。
が、その『成功イメージ』とは何か?

それが、『読者目線のおもしろさ』だといいます。
特にそのおもしろさの点でいうなら、どういうものが”おもしろい”と感じるのかを

期待値(普通)とのギャップ

と仰っていました。
これを聞いた時に「確かに!!」とすごく納得感がありました。

『おもしろさ』の観点(基準・ポイント)って人それぞれの基準値がありますけど、それを総じて言語化するなら、まさに渡辺さんが仰る通りだと思ったんです。

普通って、『普通じゃない』んですよね。
皆それぞれ自分の価値観や考えがあるので、普通って普通じゃないと私は最近思っていました。

でも、渡辺さんが仰るように

自分の中の『普通』に対して
それが良い意味で期待を裏切られた時、
人はそれを『おもしろい』と感じる。

そのギャップこそが”おもしろさ”なんだと仰っていました。




■話の『深堀り』と『展開』

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よくコミュニケーションの話で『タテの質問』と『ヨコの質問』なんて言葉を目にしたり、耳にしたりしますよね。

渡辺さんはそれぞれ『縦移動』『横移動』と仰っていましたが、それにもタイミングがあるのだとか。

確かにタイミングや状況次第によっては話ってついつい脱線してしまって収拾がつかなくなるなんてことありますよね(こと女性の間では)。

私もまだまだ上手く聞けたりできないのですが、渡辺さんの話を聴いてどうやったら『話を深堀りすることができるのか』を知れました。

それが、

・話の『具体例』を聞く
  →「それって、具体的にどんなことですか?」
・話の『背景(経緯)』を聞く
  →「そうなった背景には何があったんですか?」

というもの。
これも個人的には目から鱗でした!笑
今まで『話を深掘りする』って意味は分かっていたんですけど、じゃあどうやったらそれができるのかがわからなかったんですよね。
実際に聞いてみたら「そのまま聞く」ってだけだったわけですが。笑

でもそうやって聞くことで相手の考えを知るきっかけにもなりますし、価値観のズレも生じづらくなると思うのでお互いを理解する方法だなと思いました。

渡辺さんは編集者としての「話の聞き方」についてお話してくださいましたが、それぞれのポイントは他の職業やプライベートでも十分活かせる内容のように思いました。

相手の話を『聞(聴)く』っていうのは、
『相手が 「この人はちゃんと自分の話を聴いてくれている」 と感じている』
ことで初めて『話を聴けている』になる。

自分が聞いているつもりでも、それが相手に伝わってなければ意味がない。

だから、相手が話しやすいような場づくりをしたり、最終的に話し終わった後に良い気分になっているために『成功イメージのゴール設定』を共有したり、細やかな配慮をするんですね。




■終わりに

自分の周りには、様々な関係性の人がいます。

家族、恋人、友人、知人、同僚、上司。

立場によって話し方や接し方というのは本来不変なもののはずですが、どうしても近しい人の扱い程雑になりやすいもの。

ちょっとした些細なことで大喧嘩したり、最悪の場合関係は破綻します。

そういうことを防いだり、より良い人生を送るために心地よい人間関係を作っていくためにも、『話の聴き方』には大切にしていきたいなと改めて実感したイベントでした。

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