見出し画像

【LINEコラム】夏の暑い時こそ適度な運動を!室内との寒暖差にも負けない身体づくりのコツ

こんにちは。
働く人と企業の健康寿命を延ばすライフデザインファシリテーターの丹後友里です(@tanchan0630)。

連日酷暑が続いていますが体調崩されていませんか?
私は先月から急に仕事が増えて生活スタイルが一変したこともあり、徐々に体調を崩してしまい、復活するのに1ヶ月近くかかってしまいました(前回のコラムもスキップしてしまいましたし)。
『環境の変化に慣れるには3ヶ月かかる』とは言ったものの、過去の経験から「このくらい大丈夫だろう」と見誤ったツケは大きかったようです。年々、仕事のスケジュールコントロールは『老い』を考慮したスケジューリングにしないといけないなと痛感した出来事でした。

今週から約1ヶ月ほど1つの仕事が夏休み期間に入るので、今の内にリフレッシュと運用体制を整えていこうと思います。

さて、そんな感じで1ヶ月ぶりにお届けする今週のコラムは

夏の寒暖差に負けない身体づくりのコツ 

を紹介していきます。

過去に配信したコラムはLINEのメニュー画面右下にある『配信済みコラム一覧リスト』にありますので、配信済みコラムと併せてご活用ください。




夏や冬など、室内と屋外で寒暖差が大きくなる季節で
・体調を崩す人
・体調を崩さない人
それぞれがいると思いますが、そこにどんな差があるか知っていますか?

それが【 運動習慣 】です。
そう話されるのは、フィジカルを強化することで競技力向上やけが予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者でもある中野ジェームズ修一さんです。

寒暖差が大きくても体調を崩さない人には、多くの場合、運動習慣があります。日頃からよく体を動かしているのです。

一方、寒暖差によって体調を崩す人は、1~2週間に1度のパーソナルトレーニング以外、まったく運動をしていないという場合が多く、習慣的に運動しているとは言えない状態です。

【出典:夏の「寒暖差」がつらい… トレーナーのお勧めは「交代浴」

なぜ運動習慣があるとないとで体調管理に差が出るかと言うと、運動することで自律神経の働きが活発になるからです。

自律神経は『活発になる』交感神経と、『リラックスする』副交感神経があります。自律神経はこの2つの機能を時間と共に切り替えて使い分けますが、その際日常生活のありとあらゆる場面で心身にとても大きな影響を与えます。

中でも今回のコラムテーマに最も影響する働きが『体温調整』です。

季節の寒暖差に負けない体温調節のコツと冷え対策
(2021.12.02配信)

以前こちらのコラム(冬バージョン)でも体温調節について触れて言いますが、原理原則はまったく同じです。

また、運動をすると筋肉が動く量が増えるため、体内で熱が作られます。その作られた熱が血液と一緒に全身を巡り、『体温』が作られるんです。

つまり、

運動する習慣がある
 = 筋肉を動かす頻度が多い&筋肉が大きくなる
 = 体内で熱を作る頻度と量が多い
 = 身体が冷えない
 = 身体が不調になりにくい

という構図ができます。
なので、体内で作られる熱が多い分、冷房下にいても身体が過剰に冷えることなく、体調を崩しにくい身体になっていくんですね。

さて、中野さんは

1~2週間に1度のパーソナルトレーニング以外まったく運動をしていない』というのは『運動習慣は(あるとは言え)ない

と言っています。
あなたの運動量は『習慣化されている』と言える量と頻度ですか?

「じゃあ、このクソ暑い中汗だくになって慣れない運動して、怪我したらどうするんだ!」
「こんな暑さの中で運動なんて無理無理!!熱中症になっちゃうよ!」

と思う方もいると思います。
確かに命の危険性が高い環境下で無理に身体を動かすことはしなくてもいいですが、炎天下の中フルマラソンを走れと言っているわけではないので、そこは運動量と方法を調整してほしいと思います。

◎ 1日の中で気温が下がって過ごしやすい時間帯を見つけて、散歩に行く。

◎ いつもは在宅で仕事をしているけど、今日はオフィスやコワーキングスペースなどに行ってみる。

◎ プールに行って歩いたり泳いでくる

家の中や会社の中でじっと座りっぱなしのままでいることの方が、身体に毒ですし悪影響です。なるべく暑かろうが寒かろうが、1年を通して定期的に身体を動かす習慣を持つことが、仕事やプライベートの充実度を高めるパフォーマンスづくりになります。



と言っても「やっぱり運動は無理!」という方におすすめなのが、【 交代浴 】です。

交代浴とは、お湯と水のお風呂に交互に入る入浴法です。

要は、『気温の寒暖差に適応する身体をつくる』のであればいいので、運動でなくても体温を調節する仕組みを刺激する方法はあります。

ただ、交代浴は『心疾患を抱えている人』はNGになります。
急な気温の変化は心臓に負担をかけます。冷たい水に入れば血管は縮こまり、温かいお湯に浸かれば血管は広がり血液の流れが加速します。
心疾患持ちの方は、血管の弾性が弱い(血管が硬い)方が多いので、こうした緩急つく血管の伸び縮みに血管が耐えられなくなる可能性があるからです。最悪血管が破裂したり破れたりして、場所が場所なら脳梗塞や心筋梗塞などを起こしかねません。

自宅で行う際はご家族がちゃんといる状態で行うなど、用法用量を正しく守って行いましょう。

なるべくなら、無理のないちょっとした運動で身体を動かし、自家発熱で体温調整ができて寒暖差に負けない身体づくりが一番ですし、そういう点で言えば、個人的には『水中運動や水泳』が一番おすすめです。

実は『かなりいい運動になる』水中運動の運動効果
(2022.07.18&25配信)

水中運動や水泳は『体温よりも低い水温』の中で身体を動かします。
しかも水の性質で抵抗は空気よりも800倍重たいので筋トレ効果にもつながりますし、水泳なら左右対称の全身運動を行うため身体のゆがみ解消にもつながります。

ぜひ夏の暑さにも負けない、室内と屋外の寒暖差にも負けない身体づくりでこの夏を楽しく乗り切りましょう!





最後までお読みくださりありがとうございました!
今日のコラムが少しでもお役に立てできましたら幸いです。
次回のコラム配信は【 8/14 (月) 】となります。
今週も体調管理に気をつけて良い1週間をお過ごしください!



【 参考記事はこちら 】




■ おまけ情報 ■

《 配信済みコラム公開&健康相談クーポン配信中!》

単なる健康指導じゃなく、
あなたが『こう在りたい』と思い描く姿に向かって
心身を整えていく生活習慣のコーチングを行います


《 各種提供サービスはこちらで紹介しています!》

個人向け・法人向けともにさまざまなサービスを提供中!


《 SNSでの交流も大歓迎です!》