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【朝渋】『チームの話』×『0秒で動け!』

おはようございます!
今週は全国各地で天候が不安定で、
北九州の地方では大雨洪水で
被害が甚大になっていますね……。
九州地方の皆さん、
どうかご自身の命を守る行動に専念してください。
北海道在住の私ができることなんて
たかが知れてますが、
皆さんのご無事と早期の復興を
心から願っています。 


再!!豪華二本立て

今週朝渋では2日連続で
著者のトークイベントがありました。

■8月28日(水)
『今いる仲間でうまくいく チームの話』長尾彰さん

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■8月29日(木)
『「わかっているけど動けない人」のための0秒で動け』 伊藤羊一さん

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「両方とも、濃い御仁だな!笑」
というのが率直な感想でした。笑
しかし、熱量もさながらどこか冷静に
俯瞰している視点もお持ちの方々でしたので、
話の論点がずれることなく、
シンプルかつストレートに伝わってくるので
とても聴きやすかったです。




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『コンサルタント』と『ファシリテーター』の違い

まずは28日に『チームの話』から。
皆さんは
『コンサルタント』と『ファシリテーター』の違い
ってご存じでしたか?
私は10年ほど前から読書会に参加していたので
『ファシリテーター』のことは知っていましたし、
『コンサルタント』も比較的目にする単語なので
何となくニュアンスはしっていましたが、
本質まではなかなか考えたことなかったです。

■コンサルタント
様々な【 情報の中から正解(答え・最適解?)を導く】人
■ファシリテーター
その人の中にある答えを引き出す】人

それまで私は『キャリアコンサルタント』に
強い憧れと理想を持っていたんですが、
キャリアトランプのコンサルティングを受けてから
以前のような熱量がなくなりました。

そう、私が求めていたのは、
『コンサルタント』ではなかった
んですね。

それがちょっとショックだっただけに
最初は戸惑いました。
しかし、自分自身がなりたいものや
これから行っていきたい活動をしていく上で
『どういう存在になりたいか?』
を突き詰めていったら、
私は『トレーナー』だったんです。

それも、
【 自分の中にある答えを引き出す 】
ようなトレーナーに。
牽引するのではなく、伴走する。
そして、最後は自分一人で走れるようになる人を
増やす『トレーナー』になりたいんです。

今回のお話を聴いていると、
リーダーには4つのタイプがいて、
それぞれ特徴があるとのこと。
「自分がどのタイプなのか、チェックしてみてください」
と長尾さんがお時間をくださったので、
試しにチェックしてみることに。

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あの時は時間の関係がありましたから
ざっくりでしたが、
時間をおいてこうしてよく見てみると

【結果】
・ファシリテーター型:4つ
(何のためにやるか、計画を立てる、
既存のものの見方しない、感受性が豊か)
・マエストロ型:2つ
(効率よく進めたい、条件を整えれば人は変わる)
・コンサルタント型:4つ
(意思決定する、生産性と創造性、理想主義、
じっくり考えるのが好き)
・ティチャー型:3つ
(どうやってやるか、工夫して進めたい、
人に教えることが好き)

になりました。
これ
『正反対の組み合わせでチームを作る』
のが良いそうです。

理由は
『自分と真逆の人に話を聴いてもらうと、
内容がより発展する』
からだとか。
今回の組み合わせで行けば、
ファシリテーター&コンサルタント
マエストロ&ティーチャー
だそうです。

私は………バランス型?笑 なのでしょうか。

若干ファシリテーター型が多く、
マエストロ型が少なめ(長年専門職だったのに!笑)
になりましたが、
比較的バランスが取れている感じですかね?

まぁ、あくまでこれは自己評価ですからね。
けど、これをまた職場でやってみるのも
面白そうですよね!
上司・同僚でもタイプがわかれば
コミュニケーションも取りやすくなるでしょうし、
何よりきっと『不安からくるイライラ』に
苛まれにくいと思います。
相手の本質がわかれば、
そこに『許す』行為が生まれる
からです。

「この人ってこういう人だから」

この言葉は明確な何かの判断基準があれば、
スッと受け入れやすいと思うんです。
何となくの感覚で
「あの人はあんなだからさぁ~」
って言われても受け入れなれないのは、
個々人で感じる感じ方の基準が違うから

けど、こうしたメゾット的な何か指標があれば
ホッとしませんか?

仮に長尾さんご自身の経験に基づくもの
であったとしても、
長年多くの人を見てきたプロが言うのであれば、
それは感覚というレベルを超えて、概念となります。
医者が自身の研究成果を報告し、
それに対する治療法を見つけたと公言するのと
似たようなものです。
これはとても面白い概念だなと思いました。




『グループ』と『チーム』の違い

長尾さんはこれらをそれぞれ漢字一文字にするなら
グループ:群(決められた何かで集まる人たち
チーム:団(夢の集合体/自発的な想いで集まっている
とのことです。

これも、考えたことなかったなぁ……。

そして、長尾さんは
「この2つは全く違うものではなく、
『グループ』が段階を経て発展した形が『チーム』
なんだ」
と言います。

こちらがその図です。

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以上!笑
長尾さん自身
「僕が本で言いたかったことは、
このA4の紙一枚に書いてありますから」
というくらい内容が凝縮しているそうです。
(この資料はイベント当日の会場で配られたもの)

なるほど!
こうして人はチームになっていくんですね。

長尾さん曰く、
「トランスフォーミング必ず行くべきものでもない。
 そもそもノーミングやトランスフォーミングまで
行くのは稀なこと」
とのこと。

大抵のグループはスートミングで解散したり、
フォーミングで頓挫することも少なくはない
のだそうです。
確かに、
仲間意識が希薄というか、
自分個人へ向ける想いが強いとか、
価値観がこれだけ多くなってくると
なかなか意思疎通するのも難しくなりますよね。

そういう意味では、
こうしたグループとチームの段階もまた
一つの指標になります。

ちなみに長尾さんはこのチャートを
「恋愛と結婚」の例えでお話してくださいました。
それも、ほんのり匂わす下ネタを混ぜ込みながら
面白おかしく。笑
それができちゃうのも長尾さんのお人柄でしょう。
とても楽しいひと時で
学びを深めることができました!





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『0秒で動け!』は考えなしに動くことではない

続きまして、29日の『0秒で動け!』のお話。
こちらも意外でした。
秒でサッと動くことを仰ってるのかなと思いきや、

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この『サッと動くためのコツ』というのが、
【 直感で感じたことから、理論を考える 】
ということ。
ロジカルシンキングの基本の考え方だそうです。
つまり、直感で感じたこと=結論とし、
そこに当てはまる根拠=理論を並べて説明する。

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これ、私が普段からしてることなので、
私はただただ腹落ち感しかなかったんですけど、
これできる人なかなかいないと思うんです。

そもそも、自分の感情についてすら
説明できない人が多くないですか?
というか、日ごろからあまり物事に対して
『考えている』人っていない気がします。苦笑
(私が考えすぎなのかもしれませんが……)
当り前に普通に育っている人って、
感覚が鈍いところある気がするんです。

だって、『当たり前』だから。

これがどれだけ不幸せで、
ある意味幸せなことなのか、理解していない。
(そもそもそういうことに目を向けて
理解しようとすることにすら、
興味ないと思うんですけどね。笑)

物事には様々な側面があって、
それによってはいろんな可能性があるのに、
勝手に世間の言う
『普通』っていう枠に収まって安心している人
が多いと思うんです。
私からしてみると、
「それの何が楽しいの?」
という感じ。笑

自分で考えて、挑戦して、失敗して、
工夫して、挑戦して、成功する。
こういうプロセスの方が断然面白いと思うんです。

伊藤さんは仰ってました。
「直感で考えるというのは、
『自分の軸に当てはめて(可否を)判断する』
ということ。
そのためには『自分の軸』を見つけることが大事」
(的な)

『自分の軸』を見つける。
・未来の「こうしたい(なりたい)」
だけを考えても答えは出ない
現在の「大事にしているもの」を考える
過去の思い出や経験について
「どうしてそう思うのか?」
問いかける
こうすることで、『自分軸』が見つかるとのこと。

これってまさにキャリアトランプでやった
コンサルティングだな、と思いました。

何にしても、
自分軸がない人たちは
これからの時代生き難くなることは間違いない
でしょう。
誰もが求める答え(正解)なんてものは
希少になってきています

自分で考え、自分で決めて、
自分で(責任もって)行動する。
それは自立じゃないんです。【 自律 】なんです。
(違いがわからなければググってみてください。笑)




『サッと動く』ために必要なこと

まずはスキルをつけて、マインドを鍛えること
だそうです。
何でもかんでも闇雲にやたらめったら
やることではないんですね。

やりたいことに対して、道具を揃える。そして磨く
それができてから、行動に出る
そして実際に行動してどうだったのか
振り返る(気づきを得る)』。

この時に最も大事なのが、
「私(俺)にとってどういう意味があるのか?」
を考えること。

出ましたね、《意味》

山口周さんの【 ニュータイプ 】でもありました。
今回の伊藤さんの話はところどころ山口さんと
被っている気がしたんです。
そしたらご本人も最後の方で
「山口さんみたいな概念を
わかりやすく広めるようなことをしたい」
と仰っていましたが、私的にはしっくりきました。

山口さんは山口さんで
分かりやすかったと思うんですが、
【 何かをしたいと思っていても
どうしたらいいかわからず身動きが取れない
モダモダ組 】
の人たちには、伊藤さんのような方の話の方が
受け入れやすさがあるのかなと思います。
何にしても、
受け取り方は本人たち次第なので
どうこう言えるものではないんですけどね。
(私の感覚はどうも他人と違っておかしいので
あまり参考になるかはわかりませんが……)

けど、あえて端的に言うなら

人の話を聞いた時に、
どれだけ自分ゴトに置き換えられるか

が一つのポイントになるのではないかなと思います。

憧れや理想を外に向けることばかりしている
自分軸のない人は、
きっと自分で考えて動くということは
できないでしょう。
「だって、あの人は私(俺)じゃない」
の壁にぶち当たって木っ端みじんになるから。

けどそれを、
「あの人みたいになるには、
私(俺)だとどうやったらなれるだろう?」
と自分軸に当てはめて考え、
【 自分ゴト化 】してしまえば、
現実にぶち当たったとしても
それほどダメージは少ないと思います。

「理想(他人)と自分(現実)は違う」
というのが前提にあるから
です。

どれだけその差を埋めるか?
または、相手に無くて自分にはあるものは何か?
それを考えて、オリジナル化して、
自分のことに集中していけるからだと私は思います。

他人なんて、どうでもいいんですよ(極論)笑

なーんてだいぶ過激な表現が
多かったかもしれません。笑

これは『チームの話』の長尾さんが
いってたことですが、
グループ結成当初に自分の想いとか
そういう話はしない方がいいんですって。

熱量の差に引いちゃうから。笑

これも「確かに!!笑」って思いました。
私はそれで結構引かれることが多かったので。笑
気をつけなきゃな―って思うんですけど、
やっぱりついつい言ってしまう……。
発散するためにも
こうしてnoteを書いているんですが、
この記事が「初めまして」の人含め
そんなに付き合いない方に対しても、
今回の記事はだいぶ辛辣な印象になった
かもしれません……。

けど、私からしてみれば、
そんな(ふっわふわ)で、本当に大丈夫?(^^;)」
って気持ちになってしまうんですよね……。

今回、伊藤さんがこうして自分軸の作り方について
ご教示くださいましたから、
皆さんもこの機会に『自分軸』作ってみませんか?

一人で作るのが難しいなら、私がお手伝いします。
『メモの魔力のワーク(全国メモ魔会)』や
私がオススメする『キャリアトランプ』なども
あります。

「自分軸を知りたい」
「自己分析って一人でやるのエグいんだよな……」
「『キャリアトランプ』ってなんなの?」

などなどあれば、お気軽にコメントください!
本日もここまでお読みいただきまして、
ありがとうございました。

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