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しんどい時にこそ『フレキシブルに』続けること

こんばんは。
人生100年時代に向けて《人生の質— Quality of Life —》を高める活動をしている《ライフデザイントレーナー》の丹後友里(@yuri_tango_0630)です。

珍しくこんな時間にnoteを書いてみました。
朝型な私は仕事を終えて帰宅し、部屋着に着替えて『人をダメにするソファ』に腰を下ろすと、思考回路と身体機能が著しく低下・低迷します。

特に新しい環境に身を置き、そのリズムになれるまでは通常の数倍は心身ともにバイアスがかかりやすくなり、日頃から継続出来ていたものが崩れやすくなってしまいがちになりやすいと思います。

だからこそ、あえて今年のテーマの一つにしているもの。

それが『継続力』と『再開力』です。


■真価が問われるタイミング

以前の記事で
「フリーランスやめて、やりたいことを全部やれるようになるためにフリーターになります!」
って話をしたと思うんですけど、覚えていますか?
それがこれです!

HRコミュニティ型コワーキングスペース
『AD.connectプラス』の運営スタッフ始めました!

先月、公私共に行き詰まりを感じていた折に、
「個人セッションモニターをしたキャリアトランプで、私はそれまで自分の中でぼんやりと空想していたことが徐々にクリアになった」
とnoteに書いていました。
それが何なのか端的に言うと『店舗を作って開業すること』

私の仕事の一つ『柔道整復師(整骨院の先生)』は、医師以外で唯一『開業権』を持つ準医療機関です。
(病院に居るリハビリの先生は医師の許可なく医療行為は行えません)

ですのでいずれは開業したいとは思っていました。

しかし、整骨院の業界を離れ、畑を変えて様々な場所で働いてきた中で、変わらず胸の内に留まり続け、さらに強く深く根付いた想いは

『世の中の皆さんが、
 好きな(得意な)ことや楽しいと思えることを
 いつまでも生涯現役でがんばり続けられるように
 サポートをしたい』

そして、それが実現できる場所(コミュニティ・スペース)を作りたい

それが、私が昔から求め続けていたものであり、改めて気づきたどり着いた答えでもある。
そんな最中、偶然出会った仕事がこのAD.connectプラスというコワーキングスペースのオープニングスタッフでした。

雇用形態こそは『パート(フルタイム)』ではありますが、それも私からすれば結局のところただの飾りです。
私の仕事に対する姿勢はこれまで通り『ライフデザイントレーナー』であることは変わりないですし、むしろフリーターというか『パラレルワーカー』に近いものと思っています。
(比率はまだまだ個々でかなりの差はありますが……)

私は、私の夢やビジョンを実現するために、その経験値として新しくこの仕事を始めました。



それと同時に
『丸一日の休みが無くなる』という現実
をお迎えしたわけでして!



つまり、生活環境は

自己裁量ベースの自由タイム
     ↓
バリバリ8時間フルタイム×30日

へと見事な変貌を遂げました。笑
別の意味で緊張感が高まりますね!(∩´∀`)∩

しかし、そういう時にこそ、真価が問われるもの。

続けてきたことを環境の変化にも対応させてこそ、本当の意味での『習慣』と言えるでしょう。






■『継続力』と『再開力』に『甘さ』を少々

『継続力』と『再開力』については、こちらをご覧ください。

これを見て私は気づきました。
「何でもかんでも定着化させて、続けることだけが『継続』ではない」
ということ。

つまり、
「自分のタイミングに合わせて自由に止め、
 そして『また始めればいい』」

ということです。

その一つとして、昨年11月に挙げたコチラの記事。

おかげさまで、当ブログにおいて最高訪問数を誇る当記事。
これから定着化させたい習慣について書いてあります。

もちろん、ここに書いてある習慣(モーニングページと読書ノート作り)は現在もなお継続しています。
しかし、これまで続けてきたことや始めたことは、これからはかなり限られた時間にギュギュギュっと効率的かつ合理的に詰め込んでいかないと網羅することはできませんし、限りなく難しい。

だからこそ、この『継続力』と『再開力』がポイントになるのではないかと考えています。

つまりどういうことかというと、



『完全にやめなきゃいい』



ってことです。
そう、全て諦めて放り出さなければいいんです。

スポーツクラブで言うなら、退会しなければいいってこと。

「通いたいけどいろんな事情があってどうしても続けるのが難しい。でもまた時間が出来たら通いたい」

そんな痒いところに手が届かないような状況に対してあっさり退会するのではなく、その直前の救済処置としてあるのが『休会』制度です。

やめなきゃいいんです。
一度足を止めたって、
また歩き出したくなったら歩き出せばいい。

要は、全てを無に帰すようなことをしないで、
自分のペースでまた途中から始めればいい
んです。

それが『再開力』だと私は考えています。

だからこそ今年の目標は

『始めたことは休んでもいいから
 最後(自分が納得いく形にたどり着く)まで
 やり通すこと』


これは、
①朝5:00に起きて、夜10:00に寝ること
②『モーニングページ』の再開
③『写経読書ノート』作り
④『パッと開き読書手帳』を書くこと
(②~④は朝起きてからの新習慣『朝タイム』として
 現在も継続している習慣です)
⑤昨年夏から始めたライフデザイントレーナーの活動
 (手帳の使い方講座ライフログコーチング
⑥今まで続けてきた整体の仕事
⑦新しく始めたコワーキングスペースの運営スタッフの仕事

全てにおいて言えることだと思っています。

どうしても疲れが酷くてしんどくて、心もボキボキに折れて何も考えられない。
そんな時は、もう何もしないで気力が湧いてくるまでゆっくり『休会』しよう。
そして、少しでも心と身体が上向いてきたら、少しずつ小出しにしながら再開する。

しんどい時にこそ、がむしゃらに何とかやり抜くのではなく、自分の状況を客観的に捉えて、必要なものを必要としているタイミングで与えること。
がんばり時と、ゆっくり休む時の『メリハリ』こそが、物事をフレキシブルに続けていくコツなのではないかと思っています。

そして、さらに私流に『隠し味』として付け加えたいのが、『自分への甘さ』です。





■『自分に甘い』のは『自分に甘えている』ことではない

「人に厳しくて、自分には甘い」

そんな言葉を聞いたことはありませんか?
人の至らない部分には目くじら立てる癖に、同じ状況になった自分には適当に言い訳をして自分の至らなさを正当化する嫌ぁ~な奴、いますよね。笑

だから『自分への甘さ』についてあまりいいイメージを持っていない人は多いと思います。

しかし、その甘さにも『糖度』という度合いがあるのをご存知ですか?

本当に何もできずに口先だけの口達者な人の『甘さ』は、糖度で言えばかなり甘々のゲロ甘なわけですけども、皆さん各々自分好みの適度な甘さってありますよね。

そして、世の中には比較的万人に受け入れられやすい『控えめな甘さ』という糖度があることもご存知のはず。

そう、『継続力』と『再開力』には、
この『控えめな甘さ』がポイントになります。

もし『甘さ』という言葉がどうしてもしっくりこないという方がいらっしゃれば、甘さを『優しさ』と置き換えてみてください。

『自分に優しい(くする)』

これだと耳にしたことはあるかと思います。

これは物事に対する『目標(期待・理想)値を下げる』ということです。

習慣を続けることで一番苦しくなってくるのが
『できてきた(と思っていた)ことが、ある時からできなくなっていく』
ことではないでしょうか?

一度でもリズムが崩れると、どうしても立て直しに時間と気力と労力がかかりすぎてしんどくなってしまい、最終的には自分に『どうしようもないクズ野郎』という自己嫌悪のレッテルを貼って、やめてしまう。

立て直したいと思ってはいてはいても、その立て直しが思うようにいかなくて再開できなくなる。
しかも、再開後の期待値が高ければ高いだけ、より再開しづらくなるのではないかと思います。

そうじゃ、ないんですよ。
もっと敷居を低くしていいんです。

例えていうなら、
最後に飛べていた走り高跳びの棒の高さが
1m60cm(しかも自己ベスト)だったとしましょう。

しかし、いろんな事情があって練習に毎日参加できなくなってしまいました。
数週間後ようやく練習に復帰した時、

そこと同じ(もしくは少し低い)高さから始めなくていいんです。

まずはまた50cmとか、飛ばなくても跨いで超えられる高さにまで落として飛ぶんです

その小さな成功体験がきっかけ(作業興奮)となり、また習慣(定着)化へと大きく紡いでいくことになります。

もし皆さんの中で朝早起きをして、
「朝早く家を出て、近くのカフェで朝活する!」
「お弁当を作って持って行く!」
「朝コーヒーを飲みながらゆっくり読書をする!」
という目標を持ちつつも、なかなか実行できない方がいらっしゃいましたら、ご自身の体調に心を配りながらできる範囲で諦めず続けましょう。

早く家を出れずカフェに行けなくても、
その分家でコーヒーを飲む時間にする。

一からお弁当の料理ができなくても、
昨日の残り物をお弁当箱に詰めて持って行く。

起きて本を読みたいと思っていたけど、
頭が働かないのでコーヒーを飲みながら
頭が冴えてくるまでボーっとしてみる。

一度に複数のことができなくても、どちらか一つでも『できた』ことには変わりありません。

そこから少しずつ自分なりに手を加えたり抜いたりして、ご自身のペースでやりたいことができるようになればいいんです。





■優先順位をつけてフレキシブルに確実にやる

さぁ、前置きがかなり長くなりましたが、
そんな私が今年目標にしている朝の目標は

・5:00には瞑想を終えて起きる
・モーニングページを(毎日)書く
・『パッと開き読書法』で朝のプチ学び
・『写経読書ノート』でひたすら好きな本について学びを深める

なんですが………………

まぁ、どれも完璧にできたことなんかないわけで。笑

なので、全部できなくてもどれか2つは必ずやる
そして、起き上がる時間は遅くても5:20まで

これらをどんなにしんどい時でもやめずにフレキシブルに続けること。

それが、私の朝したいことの目標です。