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【雑感】NHK 平日お昼のニュースを視て思う

最近、お昼休みに休憩室でテレビを視る機会が多くなった。
他の同僚がいる時は、その人たちが視たいチャンネルの番組を視たり視なかったりしているが、誰も居なくて、一人でいる時はNHKを観ることにしている。
民放の番組は本当に劣化が著しい。
そりゃ、どんどんテレビから離れていくだろう。
だが、NHKは違う。
公共放送の立場もあって、マジメなニュースをやっている。
これがなかなかイイと感じている。
午前中にどんなことがあったのか、国内外問わず、そんな情報が知れるのがイイと思ってんだろうね。

そのNHKニュース番組を視ていたら、
「次からのニュースはAIによる自動音声でお伝えします」
と人間のアナウンサーが言った。

初めて聴いた時は、いや〜、スゲ〜な。人とあまり変わんないじゃん。と思った。
しかしすぐに、これって、NHKのアナウンサーは、自分で自分の首を絞めてないか、と思ったのである。
普通にただ、ニュースを読むだけだったら、AIでいいんじゃね?
アナウンサーに給料出して読ませる必要はない。
なんか、自分の仕事が無くなるとは思わないか、というのが自分に湧いてきた。

ニュース番組で、ただニュースを読むだけではない、人間のアナウンサーの存在意義・存在価値というものを考える必要があるのではないか。
NHKだから、たぶん、すでに検討していて、あえてAIにやらせているのかもしれない。
AIのその先を見越して、変化を起こそうとしているならばイイのだが、ただ、いまAIが流行ってるから、とりあえず出しておけっていうのなら、それはテレビ社会の「自滅の刃」になるだろう。

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