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第5章 実践(4)

こちらのnoteでは、17時30分から15分間、ClubhouseでMBSRトレイニーが読書会を行っている内容をシェアしております。

目 的
目的は5つ。心を清らかに。嘆きと悲しみ取り除く。苦と憂いを取り除くこと。真の安穏に向かって正しい道を歩むこと。正しい道を実践して涅槃に至ること。

実 践
ヴィパッサナー瞑想をする前に、どのくらい坐るか時間を決め、いったん坐ったら、その時間が終わるまで姿勢を変えないでください。

ヴィパッサナーの最終目標である覚りに達するためには、いかなる計画もたてないほうがよいでしょう。覚りに達するかどうかは、その人の理解の深さと、どのくらい精神的な能力を育てたかにかかっています。覚りを目指して怠らずに常に気づき、実践することが大切であり、すべての条件が揃ったとき、覚りに達することができるでしょう。

幸福を得るためには、心も今の瞬間に留めておかなくてはなりません。集中すべきものは、今の瞬間の現象です。心は次々に起こってくる現象を認識し、これはちょうど一枚一枚の絵が次々に流れていく映画のようなものです。

…呼吸には2つの間がある。ひとつは吸い終わったあと、もうひとつは掃き終わったあと。注意深く観察するとき、気づくことができる。
このとき、言語化したり頭で考えたりせずに、他のことは気にしないで、もっぱら呼吸のみに集中するのです。

そして、呼吸全体のプロセスに気づいて下さい。






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