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「学校に行けなかった僕〜大人になった「今」伝えたいこと」

2024年2月17日に茨城県の笠間市笠間公民館で行われた講演会「学校に行けなかった僕〜大人になった「今」伝えたいこと」のご感想をまとめました。

参加してくださった方はおよそ284人。


当日は、茨城大学の金丸隆太先生との対談形式でお話しさせて頂きました。

自分としても、とても新鮮で楽しい時間が過ごせました。


金丸隆太先生、主催してくださった笠間市こども育成支援センターの皆様、そして参加してくださった皆様に心からお礼申し上げます。

ありがとうございました!!


たくさんの方々がアンケートにお答えいただき、感想も頂きました。

ほんの一部ですがご紹介させて頂きます。






⚫︎当事者の言葉、心の動きを知ることができ、苦しい子供の心を理解できました。自己肯定感が高まっていく過程の話が印象的でした。


⚫︎当事者(本人とご家族)の不安感、苦しさ、辛さやあせりを改めて知ることができた。その当事者に、教員としてどういう言葉かけや関わり方、寄り添い方ができるのかを深く考えるこ
とができた。

⚫︎棚園先生の、当事者としての声がとても重く感じました

⚫︎棚園先生=死のうと思ったのではなく、どうして良いかわからなかったという当事者の思い。楽しいと感じた時の思い。
全体的な講演から場所だけでなく理解(受容)してくれる相手が必要だと感じた。

⚫︎すべての言葉が印象に残り、とても勉強になりました。

⚫︎特別あつかいをしない、子ども1人1人の存在を受け入れることが大切だと思った。ことば以外の部分にも目を向けること。子どもを苦しめているほとんどの理由は親(大人の価値観)と 思った。では、大人の価値観を変えるには...??


⚫︎お母さんが外で楽しみに目を向けた時、良い流れになった。子供や親、人が「自分は本当はどうしたいか」自分を大切にする。自分らしく生きることの大事さ。多様性→人の数だけある
ことが自然だと思います。


⚫︎子どもは自分の気持ち、学校に行けなくても自分を大切に。親も、自分を大切に、外に目を向けることが大切。「自分を大切にすること」が大切。


⚫︎棚園先生が自分に宛てた「学校へ行けなかった君へ」の手紙に短縮されていたと思います。今後の仕事に活かせて行きたいと思います。



⚫︎日常を大切にすること。辛かった頃に、大人の言葉が入らなかったけど、後になって気付くことがあったということ。背中を押したくなりますが、日常を大切に子どもに向き合い、自分
も大切にしようと思いました。



⚫︎不登校といっても様々な要因があり、そして学校に行く、戻すことがその子にとって良いという訳ではなく、その子に合った居場所をつくっていくこと。多様性について考えるきっかけとなりました。


⚫︎「正しい」より「たのしい」ことなのでしょうか。自信をなくしている子とかかわっています。「それ、いいね!!」をたくさん伝えようと思います。「支援」と「寄り添う」ってこと
をよく考えてみようと思います。


⚫︎最後に読んでくれた「学校へ行きたくない君へ」自分に向けた手紙がとても心にひびいた。学校に行けない子だけでははく、自分にもとてもあてはまり、心にとても残りました。どうし
てよいか、先のみえないモヤモヤとした気持ちが大なり小なり皆あると思うので、すごくよいお話が聞けた。


⚫︎「大人の価値観」という言葉にゆさぶられました。

⚫︎先生のお話をお聞きして、ふつうにしていることが、明るい未来につながるのだと思いました。ありがとうございました。


⚫︎市外から来ましたが、笠間市の取り組みをぜひもっと広めてほしいと思う。市長さん、教育長さん、首長さんが向く方向を市民も見ている。リーダーの方を支える大きな輪のまん中に子どもを置いてほしいと思う。大切良い勉強になりました。ありがとうございました


⚫︎不登校当事者や家族の立場にならないと、気持ちはわからないと思う。地域で支えていく方法としては、「学校に行かなくても大丈夫。こんな大人がたくさんいるよ」ということがわかる
と、安心して生きていけると思う。学校の学びだけではない経験ができる場があるといい。


⚫︎不登校のお子さんをもつ保護者の方の気持ちにより添うような今回の講演会はとても有意義だと思いました。今後も保護者の方を励ますような講演会が実施されることを願っています。


⚫︎かつて不登校?であった6年生の女児が卒業式の時に、「先生は、私を一人の子どもとして見てくれた。○○先生が心配しているよ。とか、他の人の話にはしなかった。」と言われたこと があります。思い出しても普段はなかなかできないことなのですが、その子の言葉の大切さを改めて感じました。ありがとうございました。


⚫︎こうした講演など、教職員・子どもたちに関わった方々が話をきいたら、子どもたちとの接し方がかわるのでは?!ちょっとした事がきっかけで、学校に行けなくなる子どもたちがいます。担任のカラーじゃなく、ゆとりを持って子どもと接してもらいたいと思います。ありがとうございました。


⚫︎とてもためになる講演会でした。私の娘も(現在中1)2学期中はほとんど学校にいけてませんでした。現在は転校をした上で登校ができている状態ですが、今日の講演会でのことを今後 の対応に活かしていきたいと思います。


⚫︎不登校=普通と違う、どこかいけないことと思っており、子どもに対して「何で普通のことが出来ないんだろう」と子どもも、私自身も孤立を感じていました。今回の講演会で、これでい
いんだ。もっと楽に、子どもらしく私らしくいようと思えました。笠間市や今日の講演会のように理解ある人達であふれたら生きやすいと思いました。ありがとうございました。


⚫︎棚園先生の本を3冊読んで、お会いしたいと思ってきました。子供3人の母親で、これからの子育てにいかしていきたいと思います。金丸先生の分かりやすい心の話ありがとうございまし た。子供の居場所をつくって、楽しい子供時代を過ごせるようにしたいです。いろいろな気づきを下さったお2人に感謝です。


⚫︎親の価値観を押し付けない。子どもの気持ちに立って、寄り添っていきたいと改めて思った。「学校」を答えに持っていかないようにしようと思った。「学校」、子の不登校のはじまりの時、支援してくれる所が学校以外になく、また、情報が少なかった。支援センターからの情報発信をもっとしてほしい。


⚫︎学校は選択肢の1つ。いろいろなことをしている方々に囲まれ、その中で生きていける社会の存在が大切だと改めて感じることができた。笠間市の今後の取組みに期待します。


⚫︎子供が不登校ということで、いろいろうしろめたい気持ちがありましたが、”価値観のアップデート”をしていこうと思います。親の会など、まだまだ情報がないので、またこのような機会 を作っていただけたらうれしいです。


⚫︎校内フリースクールはどうでしょうか。学校にいくのさえいやなのに。ここからものこしてほしかった。娘が不登校で卒業アルバムの写真をとっていないのに何の連絡もなかった。先生に確認すると、ギリまに合うか...の段階と。うちの子の写真はどうなるのかときくと、のせてもいいし、名前だけでもいいし、写真なしでもいいと。写真はどうしますかーみたいな感じで、誠意がなかった。いない存在として扱われていたんだなーと感じた。アルバムの印刷をまわす前にきちんとした話がほしかった。学校側は、どういう写真でアルバムを作ろうとしていたのか結局不明だった。きちんとし提示してほしかった。


⚫︎悩んでいる子がいたら、棚園先生の笑顔を見て、お話ができたらすごく気持ちが楽になるだろうなぁと思いました。金丸先生の言われた「大人の価値観を変えよう」ということは、とても心に落ちました。どんな子でもその子に合った方法で今を大切にしながら丁寧に関わっていかなければと思い方をいただきました。今は大事ですね。「学校はいつでも待っているよ」というスタンスで待ちます。


⚫︎うちも子供2人不登校で、上の子は中学校2年半近く行きませんでした。高校は定時制の夜間に行きだし、現在一年生で、1日も休まず学校へ行っています。下の子は今6年生で1年、いじめ が原因で学校に行けていません。中学校は昇降口でもいじめっ子とは会わないようにしてもらえるので、行ける事を願っています。行きたいけど、行けないという気持ちがよく分かりまし た。





いつも有難いご感想ばかりで本当に嬉しいです。


僕は教育の専門家でも、子育てのプロでも、不登校の専門家でも、教師でもありません。


漫画家です。(いまだに、なんで?って気持ちになります。笑)


僕の話は、自分が経験したことを、当時の気持ちを正直に素直に話すことに尽きます。


あくまで小学校〜中学校の9年間を不登校で過ごした1人の少年の一例です。


ただ、その一例をお話しすることで、少しでも気持ちが軽くなる方々がいらっしゃるならば、精一杯、お話しさせて頂こうと思っています。


もしご興味ありましたら、棚園正一のHPに依頼フォームがありますので、お気軽にお問い合わせください。


お待ちしております。


棚園正一HP

http://tanazono-shoichi.com



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名古屋市開催(無料)です。

オンラインもありますので是非とも🙂

ご覧頂きましてありがとうございます😊 少しでも読んで良かったと感じてもらえる記事があったら幸せです! 今後の作品制作のために是非ともご支援宜しくお願い致します^_^!