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GoogleのBIGキーワードで75,000,000件中「1位」を獲った話

こんにちは!ウイットの田中です。
私のクライアントさんもSEOを気にされる方が年々増えてきて、「あ〜やだなあ〜でもそろそろ本格的にSEOを勉強しなきゃな〜」なんて思っていたのが今年の初め頃。
せっかく習うなら、EC業界のトップコンサルタントに習おう!
と思ってさこっちの門を叩いたのが約5ヶ月前。

以降3ヶ月にわたりみっちりSEOのイロハを叩き込まれ、この度ついに!!!
「エスニック」と言うビッグワードで750,000,000件中1位を獲得しました。

『エスニックとは。意味や語源、アジアンとの違い』  ーGANESA親方のぶっとび仕入れ旅ー

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と言っても私の書いたブログじゃなくて、私がお手伝いさせていただいた店舗さん
『アジアンエスニック ガネーシャ』さんのタツオ親方が書いたブログなんです。
今日はそのブログがいかにして1位を獲ったのか、その背景を書いていきたいと思います。

楽天GOLDで作ったお手製ブログ

このブログの凄いところは、「楽天GOLDで作った」って言うところです。楽天ゴールドっていうのは楽天の店舗にもらえるサーバースペースのことです。通常、楽天の商品ページはデザインに制約があるのですが、ゴールドページなら自由にデザインすることができます。なので通常はトップページとか特集ページとかにこのゴールドを使う店舗さんが多いんですが、それをブログにしてしまったと言うところがまず大きな特徴でした。

どうして楽天ゴールドを使ったかというと、「外部リンクじゃなくなるから。」
楽天は「商品ページに外部リンクを貼ってはいけない」というルールがあるのですが、楽天内ページだったら貼り放題。楽天ゴールドでブログを作れば商品ページにブログのリンクを貼ることができる!だからゴールドで実現したい!というのが親方のご希望でした。

これは結果的にSEOにとってはいい面と悪い面と両方あったと思うのですが、それはまた別の機会に。

親方の文章と写真が素晴らしい

もともとブログの著者である親方とはfacebookを通じてお友達だったのですが、親方自身、アジアン雑貨を仕入れつつインドやらタイやらネパールやらのアジア圏を庭かの如く飛び回っているという超おもしろいお方です。コロナ以降も日本に帰国することなくタイで生活を続けられています。そしてそんな生活の楽しさ、つらさを小気味よいリズムでfacebookに綴る。もう、いつも笑い転げるほどの文章力。そしてそしてさらに、こんな感じで素晴らしい写真を撮られる方なんです!!


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すごいでしょ!これは魅力的な写真たちのほんの一部。
もう、昔からこの文章力と写真をブログにしない手はないと思っていました。なのでこの話が来たときは絶対いいブログになる!と私も気合が入ったのです。

成功の鍵は「商品の裏にある情熱と文化」

SEOを学べば学ぶほど、Googleが情報の質の高さと専門性を高く評価することがわかりました。生々しくて、新鮮で、深い知識。それを日本語でわかりやすく発信していることがSEOのキモです。
その意味でいくと親方は非常に高度な力をお持ちでした。海外暮らしの酸いも甘いも、癒しも疲れも、魅力も絶望も全部肌で感じて知っている。そしてそれを文章と写真で発信する力があったのです。

よく、インターネットのショップさんが伸び悩む理由の一つに、「自社の商品を淡々と売ることに徹してしまう」という点があります。これどういうことかというと、売り物がモノになってしまった場合、Amazonに勝てないんです。
成功しているショップは、かならずモノの裏側に明確なベネフィットだったり、ストーリーだったり、文化があります。ガネーシャさんの場合(親方のお店)、売っているのは「アジアの文化そのもの」であり、そこにファンがついていました。すでに「アジアの魅力をナマで伝える」という文化が醸成されていたため、親方は何を発信すべきで何を撮るべきか、もう肌感でわかっておられたのだと思います。これがもし素人だと、自分の思想だったり、仕事の愚痴だったり、若い頃の思い出などなど、テーマがとっ散らかってしまうんですね。
アジアの文化の魅力と仕入れの奥深さに特化して書けたのは親方がファンの心を掴むプロだったからなのだと思います。

あえて回遊しにくいブログ構成

ゴールドページとはいっても、大手ブログサイトのように自動でサイドナビに記事を表示したり、カテゴリー化して記事をリストアップするようなシステムは実現できません。さらに、レスポンシブという制約から1カラムでペライチ仕様にする必要性がありました。なので、カテゴリーはざっくりと「仕事スイッチオンの部屋」と「仕事スイッチオフの部屋」の2つ。それぞれ1記事でも読んでいただければ確実に親方の魅力に取り憑かれていただけると確信していたので、各記事ページから ”前の記事” ”次の記事” ”トップに戻る”この3つのリンクだけを貼るようにしました。
現在も、トップページとオンの部屋とオフの部屋を定期的に最新記事仕様にお手入れするだけで、あとは記事アップ作業だけのとてもシンプルな作業で更新できています。

100本ノックが効いた!

ブログの本数は数えていきたいという思いから、ページは全て書いた順にナンバーをつけてカウントしていきました。バズったのは100本書いた直後。クオリティの高さに加えてボリュームが評価基準に達したとき、一気にバズった感覚がありました。これは皆さんも絶対に真似していただきたい部分です。まずは100本。騙されたと思って続けてみてほしいです。(私も書こうと思いましたw)

まとめ。Google先生ありがとう。

SEOは長年私の中で苦手分野で、どうもタグテクニックとかキーワードの繰り返しとか、「書きたい文章の対局」にあるモノだと思っていました。でもさこっちに教えてもらった結果、Googleは私たち人が求める魅力的な情報を評価しているのだと感じることができたし、実際それを信じてやってみたらこんなビッグワードで1位を撮ることが出来た。これは私にとって大きな自信と財産になりました。

商品ページも、特集ページも、そうしてこのブログも。人々が求めているモノはモノではなくて愛だし、文化だし、面白さや魅力や解決や、心がときめく何かなのだということをあらためて実感することが出来ました。
だからGoogle先生、ありがとう。これからも一生懸命頑張ります。

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