家族、知人には映像製作の業界を薦めない訳1

私は映画やドラマ、舞台などの業界に携わって今年で、24年目になります。

今年はコロナ禍、そして様々なトラブルに巻き込まれ、心身共に疲弊しました。
気づけば2022年も12月。
今年は最悪の年でした。自ら命を絶つ事を考えるのもしばしばあります。

ここでは、この業界にいた事で自ら泥沼に嵌り、
日本の映像製作業界、特に映画製作の仕事に焦点を
当てて、大切な家族、知人には敢えて「薦めない」
理由をいくつか挙げていきたいと
思います。

まずビジネスの観点から話を進めていきます。
世の中には「会社」というものがたくさん存在しますが、映像製作業界でもたくさんあります。
その「会社」には「経営資源」というものがあり、
これがないと会社として生きてはいけません。
その経営資源とは「ヒト、モノ、金、情報」+信用
になります。

ヒト、モノ、金、情報…
この業界で一番耳にするのは、金、金、金。
皆綺麗事を言うんです。映画には脚本読解力が
必要とか演技力とか自己紹介の仕方とか…
結局金があるのかないのかが大事だというと
夢がないですから。

次回はもう少し、「金」について
深掘りしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?