前世を思い出すこと

私のエジプト時代の記憶に、「生ではなく死を創った」というのがあります。要するに陰陽に二極化し、肉体を持つことになるきっかけを創ったということです。ということは反対に、分割したものを統合できることになります。というわけで、分割と統合に詳しい私には、灰色の人とのお別れの記憶があり、統合のための仕事をしていることになります。

前世記憶というのは思い出したとき、「これは前世だ」とはっきりわかります。なぜかどの記憶も、思い出すとき泣けます。悲しいとか辛い記憶に限らず、その懐かしさに泣けます。というよりも、忘れていたものを回収し、分割していたものが統合されることそのものに、胸の奥から泣けます。統合とは癒しなので、今の自分が傷だと思っているものも癒えます。誰かに教えてもらった前世だとしても、聞いた瞬間に、解放されていくのが見えるかのように、癒されていくものがあります。

前世を知ることそのものに必要性はないけれど、全惑星意識は、ごく自然に前世を思い出すものです。