言葉にすること

思いを言葉にする瞬間、水は風によって洗練されますが、水に浸っていたい場合、思いを言葉にすることは苦しいことになります。感じたことをただ言葉にできただけで、涙が出るとするなら、それは水が風によって痛みを感じているとも言えるし、水が解放感を感じているとも言えます。言葉にならないものが重要なわけでも、言葉にできないことが尊いわけでもなく、言葉にできるものは理解し知っているものです。その先に「あえて口にしない」という決定ができます。

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