地球のオープニングスタッフ

「地上に落ちないように、引っ張られないように」と言うと、誰かが手足を引っ張ってくるような印象になりますが、これは言い換えると「癖こだわりに過ぎないものに自己同一化しないように」ということです。誰かが何かしてくるというより、自分の癖が出てきて、それに気がつかない、というようなことです。

昨日前世について書いたのは、エジプト時代の記憶を思い出した人と話をしていたからです。その人は何かシャンシャンするやつを手に持って、今やっていることと同じようなことをしていたそうです。どの時代も同じようなことをしているものですが、そのことに気がつける、その記憶を思い出せるのは、本質的自己を取り戻しているからです。思い出す前世記憶というのは、今の自分に相応しい記憶なので、本質的自己に基づく目的や記憶を思い出せるとは限りません。なにかロックがかかっているかのように、相応しいものしか知ることができません。

そういうわけで、昨日はエジプトの頃を思い出していたのですが、私が一番初めに思い出した前世記憶は、ポピー畑です。ポピー畑に原点があります。そして、注文していたエジプシャンオイル「ポピー」が、ちょうど昨日到着しました。ポピーは死と再生を象徴するそうですが、体験しないとわからないので、オイルをつけて寝ました。

夢では、スタッフとして加入した女性が、朝の掃除はする必要がないと言っているので、私は「私たちはオープニングスタッフだから、思い入れがあるし、このかごもきちんと毎朝拭くんだよ。」と言いながら、白い四角いかごを拭いていました。この「オープニングスタッフ」という言葉が、新人さんに響いたようでした。「地球のオープニングスタッフ」というのは中々いいと思いました。このエジプシャンオイル、ポピーは、私にとってはやはり原点のようです。

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