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さよなら自社サイトのSEO、HP屋さんはどこへ向かう?

これまで自社のホームページでものを売ったり、不動産であれば物件情報を載せていましたが、ここ最近ではもう「自社サイトでは勝てない」ということをひしひしと感じます。

今日はそんなことをタラタラ書きます、オチはありませんw

このサイトには勝てない

例えば不動産ならCMもバンバンやっている「SUMO」です。

家を探すなら「物件名」も入れなければ、そこを管理している不動産屋の名前なんて入れません。

よしんば物件名をいれたところで、サイトパワーのあるSUMOとかになります。

これまで自社サイトで物件を載せている人もいますが、まずは見てもらえなくなっています。

例外として「現地看板から管理者の名前で検索してみる」ことはあるでしょうが、かなりレアです。

貸し会議室を弊社もしていますが、自社サイトより圧倒的に「スペーシー」などが強いです。

ユーザー目線で見れば当然

こうしたことになったのは、ユーザー目線で考えれば当然です。
だって、情報が多いところで選びたいですから。

不動産だけでなく、家電も価格ドットコムがあります。
旅行にいくなら、じゃらんなどがあります。
飛行機取るならスカイスキャナーがあります。
レストランなら食べログです。
買い物なら、楽天、Amazonです。

このように、今あらゆるサービスが昔の「自社サイト」ではなく、こうした情報が集まったサイトから見るようになりました。

自社サイトの位置づけはどうなるのか?

こうした現状を踏まえると、自社サイトでSEOしても特殊な商品以外では勝てないと言えます。

よって、サービスや商品にもよりますが、自社サイトで必死でSEOをするのは得策とはいえません。
では自社サイトはどうすればいいかというと、窓口となるサイトからアクセスされたときに信用を得る形、または会社名で検索した人の信用を得られるようにすることになります。

そういった意味では、もう普通の会社であれば「会社概要的なサイト」で問題ないでしょう。商品を扱っているサイトも、商品ページをつくってAmazonとか楽天へのリンクを張っておくことになります。

そう考えると、今後のHP屋さんの仕事って…

はい、そうなると今後のHP屋さんの仕事ってなんだろう。
ふと、思ってしまいました。
サービス業の中でも、まだまだSEOが必要な業種もあるでしょうが、それ以外は「サクッとしたHPとブログ」で事足りる会社が増えるのでしょう。

では今後必要なHP屋さんのスキルは?

自社サイトだけでなく、他のサービスやSNSの構築まですべて行うコンサル力が必要ですね。
スマホケースを売るなら、楽天、Amazon、その他BASEなどの販売サイトへの掲載や、インスタの設定からフォロアーを増やすなど、とんでもなく幅広い知識と作業がいります。

そして、そこまでやっても「金銭的に評価されにくい」でしょう。
なぜなら「え、他社のサービスに載せるだけやん」って。

今後HP屋さんはレッドオーシャンを通り越して、赤黒いブラッドオーシャンな業界になっていくのです。





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