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071_ 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼 ◎感想

タイトル:名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997)◎

媒体  :hulu(映画)
視聴月 :2023/4

工藤新一宛てに、建築家の森谷からパーティーの招待状が届き、蘭や小五郎と共に出席。その直後、街で連続放火事件が発生。その犯人と思われる人物から工藤新一に爆破予告の挑戦状が届く。正体を隠しながら犯人と戦うコナン。しかし蘭までもが事件に巻き込まれ…みたいな話。

電車を別の路線に引き込んで速度を落としてーみたいな緊迫感とか、そこでかかる挿入歌とか、この辺りのシーンは見どころたっぷり。
しかも、聞き馴染みのある音楽の歌詞付きバージョンというテンション爆上がりの展開。

電車の速度をおとすと爆発するって、ありがちな設定だけど、爆弾の仕掛け方は珍しいというかオリジナリティあっていい感じ。

序盤から振りに振ったラストの爆弾解体も一筋縄では終わらない良い構成。最後もありがちな赤か青のコードを切るっていう設定なんだけど、選ぶ理由が蘭姉ちゃんらしさ全開で、その「らしさ」に新一も犯人も裏かかれたみたいな。蘭姉ちゃんの使い方完璧。

で、白鳥刑事。この映画で初登場。今は、おなじみのキャラで何も思わないけど、当時は怪しさ満点でいいミスリードになってたはず。犯人候補を登場させて犯人を絞らせない仕組み。芸が細かい。

小五郎のおっちゃん。なんだかんだ言いながら、コナン君が無茶して怪我すると心配するし、「お前が死ぬところだったんだぞ!」て、ちゃんと怒るのがいい。最後、蘭姉ちゃんを心配して取り乱して号泣してるし。蘭姉ちゃんを男手ひとつで育てたいいオヤジなんよなあ。おっちゃんは。

電車の中で立ち上がる少年探偵団に何故か感動した。結局何も機能してなかったけど笑

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