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040_ 鳩の撃退法 ◎感想


タイトル:鳩の撃退法(2021)◎

媒体  :Netflix(映画)
視聴月 :2023/3

富山で起こった家族失踪事件と偽札事件に巻き込まれた直木賞作家津田が、その出来事を小説にしていくーみたいな話。

なんの予備知識もなく見てたので、単純に、今までのいろんなことが辻褄合っていって、おお〜っていう気持ちよさのある話だなあという感じで見てた。偽札の動きとか特に。
津田が、小説家にできることはこれくらいーと言ってたので、ほんとはバッドエンドだけど小説上は逃げ切るハッピーエンドにしてあげたってことかあ。なるほどなあ。と思ってたら最後に、あれ生きてるーてなって??で終わった。

??で終わったので、他のレビューとか見てみたら、「どっからがフィクションでどこまでがノンフィクションなのか」を考察しながら見る映画だということを知った。。

そんな視点は全くなく、作者(津田)が見てないとこは想像で補完しながら出来上がった物語として普通に見てた。

その視点で考えると、どっからがどうでとか難しい。全然分からん。

ただ、普通にピュアな気持ちで見ると、津田が絡んでるとこはノンフィクション。絡んでないとこは、フィクションだけど、当たらずも遠からずな感じ。最後は、秀吉は倉田と一緒にいたので、倉田嫁と不倫相手が殺されて秀吉は生き残って倉田といるーみたいな感じなんじゃないの〜て感じ。

全部フィクションとかいう説を唱えてる人とかもいるみたいで、そう見てみてもおもしろいなあと思う。

あと、「鳩の撃退法」のタイトルの意味。
普通に考えれば、偽札のごたごたに巻き込まれたのを退けた一連の出来事〜て感じ。
もしくは、偽札のごたごたに巻き込まれた不幸を幸運にする方法〜て感じかな。
穿った見方すると、鳩=鳥で、鳩ってのは編集者の鳥飼のことで、編集者をその気にさせて小説を出させる方法〜とか。

いろいろ考察できて、面白い映画でした。

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