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治療の大切さ

少し前に投稿した
患者様と治療者との治療に対する意識のギャップについて

主に突き指や足の捻挫は
よほど痛くないと通院しない怪我
痛みが緩和すれば大丈夫
通院しても症状を軽視して来院される場合がしばしばあります

確かに
生命の危険に直接関わるものではないですし
使おうと思えば動かせてしまうようなものです
だからといって治療を怠るのは治療家としては見逃せないので
その辺の話をつらつら、ざっくりと、、、
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*多くの方が経験する足首の捻挫を例に*

捻挫には軽い症状もあるし、重い捻挫もあります(軽く伸ばしたもの〜靭帯が切れてしまうもの)
捻挫と思って来院したら骨折、脱臼なんてこともあります(靭帯が伸ばされ骨を剥がしてしまうもの、腓骨筋腱脱臼など)
手術を要するものもあります

症状は様々ありますが

とりあえず自己判断せず治すことが大切
特に初回の捻挫の治療がとても大切になります
後々で後遺症(慢性足関節不安定症CAI)として残さない為に

痛めた原因がわからず、足首の痛みで来院される方もいます
そのような方は子供の頃に怪我をしていたり、幾度も捻挫の既往がある方、ヒールなど履き物の影響が多いです

後遺症によって誘発する症状としては

慢性的な痛み、関節可動域の低下
骨棘形成
軟骨損傷
前方インピンジメント
足根洞症候群
足・膝関節の変形性関節症etc

最近では、生活の質の低下からメタボリックシンドローや心血管疾患のリスクを高めることも分かってきています

一般の方でも治療しないとクセになる、靭帯が緩む等の認識はあります
そういった知識がより広がるようにしたいですね
(どのような怪我なのか、痛みが緩和すれば治ったのか、どのような処置・治療が必要なのか、リハビリの選択等)

長期的に見て不自由のない身体を目指していただきたいです

個人差はあると思いますが
20代くらいまでは痛みの我慢や多少の無理も効きます
30代くらいから身体の不具合を少しずつ感じてきたり、無理したくないと感じてきませんか?

当院では患者様に治療の大切さを理解していただけるよう努めます
治療を通じて健康的な生活が送れるよう、生活の質が向上するような活動も行えたらと考えています
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