生きた食べ物を食べよう
自然界にない化学合成されたものは私たちの健康の邪魔をします。その代表といえば、食品添加物。
様々な加工食品に使われていて、まんぜんと食べものを口にしてしまうと相当な量を取り込んでしまいます。
着色料や着香料、保存料のような添加物だけではなく、最近は本物の食べ物をひとつも使わずに化学合成して作られる「食べ物もどき」もよく目にします。白い粉を調合して食べ物ふうにするのです。
加工食品のほとんどは人工的に味付けがされ、ひとつの食品に何十という薬品が使われています。ひとつひとつの添加物は動物実験を経て使用許可をされていますが、複数を混合したとき、体にどう作用するかのデータさえ出ていないのが現状です。
人間に必要なのは本物の生きた食べ物です。石油から化学合成で作られたものは異物であり、体に負担をかけます。また多くの食品に酸化防止などのためにビタミンCやビタミンEが使われていますが、天然由来のものではなく、私たちの体に有益に使われるものではありません。
化学合成された食べ物もどきではなく、
生きた本物の食べ物をとりましょう
*イラスト:秋山菜穂
画像の無断使用はご遠慮ください。
*この文章は、2013年にmille booksより刊行されました、たなかれいこ著「食べると暮らしの健康の基本」より抜粋し加筆修正したものを、mille books藤原さんのご厚意で公開しております。
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