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白馬で本屋さんをセルフリノベで作った話(17) 正確な測定(メジャー編)

購入必須の道具(測定編)ちゃんとしたメジャーを買いましょう

メジャーも良いものを買った方が良いです。IKEA や100円ショップで売られているような安物は使わないほうが良いです。金属製のテープを使った巻き尺のことを、「コンベックスメジャー」というらしいのですが、そのコンベックスメジャーを購入しましょう!理由は機能性と長さと尺の表記対応です。

定価は高いですが、ホームセンターにいくと2,000円前後で購入可能です。

一個だけ買う方は尺も表記されているものを

僕は作業は基本はmmで罫書(けがき)し施工してきており、頭もサイズを尺や寸で考えるようにはなっていませんが、工事が進んでいくごとに、⚪︎尺と聞いておおよそのmm換算した数字を類推したり、一見半端な数字に見える図面を尺で計測しなおしてその数値の意味の合点がいくような頭にはなっていきました。


mmと尺が併記されています

サブロク合板が3尺(91 cm )と6尺(182cm)の略称である事が示しているように、日本の建築は尺を基準にしています。どこか測定すると303mmな一見半端な数字が出てきて気持ち悪かったことってありませんか?これは尺が基準になってるからなんですよね。

この間柱の半分の

たとえば壁の下地のサブロク合板の貼り方ですが、この写真にありますように間柱が基本は一尺(303mm)ごとに配置されてます。間柱の太さは30mm〜45mm×105mmなのですが、この間柱の芯から半分(15mm,22mm)の線を引いて、サブロク合板を縦に一枚ずつ貼るように設計されています。
箇所によって、一本の間柱を2枚のサブロク合板で共有しているとわかりやすいでしょうか。


機能性
以下のような機能性も安物とは違う部分です。

  • テープの先端についているツメを測定箇所に引っかけ、メジャー本体も逆側にひっかけて固定させるなどの利用方法が可能。

  • ストッパーがしっかりしていて使いやすい

  • 自分の身長より高い箇所を測定する時に、先端部分の爪を床にひっかけつつ、南京玉すだれのようにV字に持ち上げて計測が可能。

  • 寸法が記載されてる面が分厚いので見やすい

  • 頑丈である

長さ
長さが5.5m程度あるとほぼすべての場面でカバー可能です。3mほどのコンパクトな製品も軽くて可愛いのですが、時々長さが足りなくなります。

というわけで、僕も途中まではmm表記のみのコンベックスメジャーを使っておりましたが、途中から尺が表記されているものも購入して使うようになりました。尺が表記されいると何かと楽な場面が多いです。

ご参考になれば幸いです。

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