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『誰もが夢をもてることが夢』整体師 “井上博之”さん

東京白金で整体院をされている整体師 井上博之さんにお話しを伺いました。

プロフィール
出身地 
東京都
活動地域 東京白金エリア
現在の職業及び経歴
整体師(歴30年以上)
全国療術師協会
東京都療術師会
日本療術学会会員

まずは不調の“原因”を説明すること

Q. 現在どのような活動指針を持って、どのような活動をしていますか?
井上博之さん(以下、井上 敬称略)
:体に不調をかかえる方々が、なぜその不調が起きているのか原因がわかることが大切です。その原因がわからないと治りようがありません。原因を追究すると、それを治すための道筋が決まります。患者さんの立場に立ってみると、なぜ痛みが起きたのか原因が知りたいはずです。でも、なかなか先生に聞けない。私は、先に不調の原因を説明して、宿題を出して、毎日心がけてもらって治すことをしています。右膝が痛いとしたら、なぜ右のそこだけ痛いのか。痛みの原因が必ずあります。いくら質のいい薬を出したとしても原因が分からないで本当に良くなるのでしょうか。まずは原因を明確に理解することから始まります。

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ミュージシャンになりたかった高校生時代の苦悩

Q.夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?
井上私自身が、患者でした。高校生の時に椎間板ヘルニアになりました。当時は新聞配達のアルバイトをしていて、団地担当で1階から5階まで行ったり来たりしていてかなり大変でした。6年間新聞配達をやり続け、体が歪み、ヘルニアになりました。どこの病院へ行ってもヘルニアと言われ、大学病院に2箇所も行っても治りませんでした。

当時はビートルズに憧れて、ミュージシャンになりたいと思っていました。新聞配達のアルバイトで貯めた46万円で、憧れのギブソンのギターを手に入れようとしていました。でも、文化祭に出ようと思ったけど、腰が痛くてステージにも立てませんでした。腰を治すために、紹介されて針治療などしたり、しまいに拝んだりしても治りませんでした。色々な治療をやっているうちに、アルバイトで必死に貯めた46万円がなくなってしまい、一体何を信じたらいいんだと悩んでいました。

そうやって悩んでいた頃に、渋谷のハチ公前にいて、腰が痛くて動けなくなり、うずくまっていた時がありました。その時に、たまたま大正生まれのおじいちゃんに出会いました。彼に股関節が歪んでいることを教えてもらいました。すると、すっかり体が変わり、良くなりました。こんなにも良くなるのだと感動したことがきっかけです。

Q.その発見や出会いの背景には、何があったのですか?
井上:
自分がヘルニアで、苦しみ痛みの立場にあったことが背景にあると思います。高校生の時にコツコツ貯めた貯金を体のことに使ってしまった悔しさ、そこでドンと良くなったことを体験したので、皆さんに教えたくなりました。ヘルニアが治ってからは、キックボクシングができるまでになりました。自分が治った喜びがあるので、それを治したい想いが強いのだと思います。

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“真実”を伝えていきたい

Q.どのような夢をお持ちですか?
井上:真実が広がって欲しいです。真実は凄い、聞けば納得ですよというのを伝えていきたいです。真実を知れば、その人が変わっていきます。夢は、誰もが夢をもてることです。私がカリスマ整体師で凄いというのでは意味がありません。それでは痛くなったら来院するという依存関係になってしまいます。そうではなくて、私のところを卒業して、生き証人となって真実を伝え、夢を持たせられるようになって欲しいと思っています。膝が悪くなると、好きな山登りにも行けなくなり、悪い方向にしかいかなくなります。多くの人々が具体的に変わって、夢を持つようになり、夢を持たせられるように変化していかなければ、意味のない話で終わってしまいます。多くの人が確実に変わりましたというと、すごい夢になります。

Q.夢を具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?
井上:
今、本を出版したくて、内容を考えています。誰が聞いてもわかるような内容で、真実を伝えていきたいと思っています。それは、多くの人達が読む必要があったり、学校で教える内容だと思われるような価値ある内容です。そうでないと広がりません。自己出版だと自己満足で終わってしまいます。ベストセラーにならないと意味がないと思います。

Q.最後に読者の方にメッセージをお願いします。
井上:ご自身症状の根本を知る必要あります。教われば、簡単です。良くするのも、治すのも、ご自身です。治療家といるのは一瞬で、大事なのは朝昼晩の自分です。力学的な仕組みを知って、認識して確認してから一段一段と登ってください。


記者:井上さん、今日は本当にありがとうございました。
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井上博之さんについての詳細情報についてはこちら
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編集後記
今回インタビューの記者を担当した田中、村田、安田です。高校時代にヘルニアになった苦悩、治った喜びをきっかけに、今のご活動があるという話が印象的でした。真実を伝えていきたいと、志をもって取り組み続けている姿は、これからの時代に必要な在り方だと思いました。今後も、井上さんのご活躍を応援していきたいです。ありがとうございました。


この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。