見出し画像

力を抜く、とは 意識小話編 #BeatSaber

https://note.com/tanakamitaina/n/n8e364710917d  の続編です。

この記事の結論

振り回すな。制御しろ。力を入れろ。

具体的なスイングの問題

まずこの動画をご覧ください。

左手を切り下げた後左横を切るために、うまく制御ができていれば、きれいな弧を描くか上の高い位置に静止するかして、左に切るノーツにつなげるのですが、軌跡はがたっと止まって下がって左に無理やり持って行っているのが見えると思います。一方右手は弧を描いているのが見えます。筋肉が一部はなく、一部は伸びてしまいテンションがかからず、神経も傷ついているのですが、ノーツの時間密度が低い場合はこのようにならずに弧を描くか、ちゃんと直線を描くことができます。代替運動にしろ、健康な肉体があるにしろ、この問題はたぶん発生する。結局は神経による制御機能と筋肉の応答性能に依存しているのではないかと。そしてこれらはトレーニングできる。

振り回して投げっぱなしにして筋肉や腱の可動域の制限に任せて止めるような雑なスイングをやめることでこれのトレーニングになります。

第一編で記したように、収縮と伸長の機能は表裏一体であり、うまく収縮させれる状態であればうまく伸長できるのです。左肩のリハビリを行うことによって少しづつ軌道が弧を描くようになってきました。ゆっくりしたタイムスパンでの収縮伸長の訓練を繰り返すことで、上の動画のような瞬時な切り替えが必要になるシーンでの 力を抜く ことが可能になっていくのです。力を抜くとは、力を入れることができないとか、力がないのではなく、体を完全に制御下に置き、思ったように体を動かすということだと考えています。

小話おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?